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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

専門家って面白い!

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ゴルフ練習場のICカードシステムを開発している関係から、ICカード屋さんと打ち合わせをしました。
当システムは、自社で開発、組み立て、工事を行っていますが、さすがにICカードの製造はできないので、カード屋さんはとても大事な協力会社さんです。

今日はいつも窓口になってもらっている方の他に、製造に携わっている方も来てくれて、有意義な打ち合わせができました。

ICカードは、磁気カードと違い結構価格が高いです。
参考までに、インターネット上で価格を掲載しているサイトをみてみますと・・・
http://www.e-garde.co.jp/rfid/
安くても100円くらいしていますね。

導入するお客さんは、このカードを何千、何万枚も購入することになるので、 当然単価は気になります。
一枚500円の場合と100円の場合を比べると、数枚、数十枚では大した金額差ではありませんが、一万枚となると400万円もの差になります。

ということで、カード屋さんとの打ち合わせでは、できる限り安価でお客さんに提供できるよう、
他社のシステムのカードをみてもらったり、カードの種類や印刷についてディスカッションしたのです。

そんな中面白かったのは、カード屋さんは私が持ってきたカードを受け取ると、
すぐに「これは〜〜〜方式のカードですね」とか、「これは〜〜〜社で作っていますね」というような事を言うのです。

どうやら、チップの盛り上がり方とか、カードの作りをみているようです。
ICカードがチップを組み込んで作っている製品だということは私も知っているので、一生懸命蛍光灯にかざしたりしましたが、見えませんでした。
そこで、カード屋さんからみるためのコツを教えてもらって再度みたところ、ちゃんと見えました!
教えてもらった見方でカードをみると、それぞれチップに特徴があることがわかります。

このとき、専門家って面白いな!と思ったのでした。
改めて、世の中っていろいろな専門家によって成り立っているのだなと感じた一日でした。

 

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