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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

自社製品を自社でお客として導入?

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このところ IntraGuardian2 などの自社製品が好調です。

IntraGuardian2 は、もともと社内のセキュリティを高めるためのテストプログラムとして動作していたものでした。
(それを社長が「自社製品だ!」と製品になってもいないのに、
 ウェブサイトで宣伝していたので、入社前はまんまとだまされたのでした(笑)

その後、高性能DHCPサーバ ProDHCP のオプション品として売りだそうとしたり、いろいろ試行錯誤して今の形に落ち着きました。

長い前置きでしたが、、、今回はこのIntraGuardian2の話しです。
元々はテストプログラムだったので好調になる前から社内では余ったマシンなどで稼働させて、使用感をみたり、なんとなく運用していました。

しかし、実際の製品とテスト状態のプログラムでは結構違いがあります。
一番大きいのは、製品は安定性を担保するために、滅茶苦茶(設定ファイルを直接いじったりの想定外の設定)はできなくなっていますが、
テスト状態では、それができてしまいます。

そうすると、実運用でもインチキなことをしてしまって、
お客さんの運用とはだいぶ乖離してしまうことになります。

テストは別途きちんとした製品バージョンで行っているのでいいのですが、
使用感などもしっかり把握して、営業したいものです。

そこで、今回、自社用に一台購入しました。

Img_8831

しかし何か変です。
ネジがなくて、テープで止まっています。

一般のお客さんには協力会社さんで製造して、そのまま発送していますが、
特殊な事情がある場合は、家内工業的な感じで社内で作っています。

今回は、自社用ということで、手を抜かれてしまいました・・・
(本当は、ネジが欠品した部材を利用したため)

20120228_201525

いつもは、ファイルをエディタで編集したりして使っていたので、
きちんとしたWebUIで操作するのは新鮮です。

こうして実運用を体験してみると、お客さんの意見も親身に感じられるのでは無いかと思うのでした。

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