才能がないと言わせないように
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昨日は別事業部のメンバーと話をしているときに、流れで音楽の話になり、そのメンバーが「自分は音楽はダメです、才能がないので、学校の成績も悪かったし」と言いました。
要するに、学校の成績も悪かったし、才能がないからカラオケとかも行かないようにしているという話でした。
人それぞれでやりたいことや好みは違うので、音楽を楽しむことがすべてではないのですが、
似たような経験って皆さんにもあるのではないでしょうか。
例えば、私は絵がすごく苦手です。
今ではペンを握るだけ無駄だと思ってしまっていますが、実は小学生くらいのころは絵を描くことは好きだったし、漫画みたいなものであればちゃんと描けていたのです。
しかし、中学校の美術ではかなりの低評価だったため、いつの間にか絵は苦手、という意識が強くなって、今では何も描けなくなってしまいました。
この様な経験から、人、特に先生や上司からの評価は人生を左右するくらい強烈なものなんだと感じています。
ですから、メンバーを指導するときには、「自分には才能がないからやるだけ無駄なんだ・・・」とは思わせないようにしなければなりませんね。
ちなみに、才能とは物事で、ある一定レベル以上になってから差が出てくるものだと思います。
そのレベルまでは、それに対する「好き」という気持ちと、努力で伸びるはずです。
私は半年くらい前にベースを買いました。
それまでは、ベースなんて弦は太いし、重いし、自分には無理だと思っていましたが、やっぱり好きだからやってみたいという気持ちで取り組んだら、結婚式の余興くらいはできる感じになりました。
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