業務文書のレビューに関して講演の機会をいただくことになって、表題の内容を考えました。
想定している業務ドキュメントは以下のとおりです。
- 業務要領、業務マニュアルなどの文書であり、事実を書く。
- 誤りの基準は比較的明確である。
- 書いてある内容が誤っていると何らかの弊害がある。
- 章構成をはじめとした構造を持つ文書である。
- それなりに分量がある。
- マナー、礼儀はそれほど重要ではない。
業務ドキュメントとソフトウェアレビューの共通点は以下のとおりです。
- レビューは必須であることが多い。
- 品質、生産性が求められる。
→ 1. 期待される品質を妥当な時間で確保する必要がある。 - あらゆる面で不備のない文書にするのは難しい。(レビューを徹底してもアラをさがせば、何らかの不備(誤り)はみつかる)
→ 2. レビューの基準を作って合意した上で、作り始めたほうがよい。 - 横展開する誤りがある。
→ 3. レビューのタイミングの工夫ができる。
心構えの話は、どういうレビューでも関係するので、これらが加わりそうです。
上の内容を深掘りして、2020年11月6日のASDoQ大会で講演します。
タイトル、概要、申込み等は以下から。https://asdoq.jp/taikai2020/