仕事から離れて夢中になれることは、なかなか他人が理解できないものなのかもしれない
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仕事とは別に夢中になれることは、何でしょうか?
私の場合は、写真です。
一番夢中になっていたのは20代から30代の頃。
週末や休みには写真撮影に出かけ、作品が溜まると写真の個展を開催するのが大好きでした。自分の作品を個展で見ていただくことは本当に楽しいものです。疲れることもありませんでした。
しかし当時の上司(=団塊世代。20歳ほど年上)は、「なんでウィークディも仕事で忙しいのに、わざわざ夏休みにまるまる1週間、朝から晩まで写真展するの?疲れないの?もの好きだなぁ」と半分呆れて、なかなか私の行動を理解できないようでした。
第二次世界大戦中に英国首相だったウィンストン・チャーチルが夢中になったことは一風変わっています。
なんと、レンガ積み。
ある日、首相官邸のレンガが崩れた際に、「じゃぁ、私が直す」と張り切って直そうとしたところ、レンガ業者から苦情が来ました。
「レンガ工事はレンガ工組合に加盟している職人しかできません。首相と言えども、規則に従ってもらいます」
そこでチャーチルは、すぐにレンガ工組合に加入届を出して資格を取り、レンガ工の資格を取り、レンガ積みをしたそうです。
普通の感覚だと「レンガ積みなんて、退屈じゃないの?」と思う人が多いのではないでしょうか?
しかしチャーチルにとって、ナチスドイツとタフな戦いをしている最中にレンガを積むことが、何よりも癒やされるひとときだったのでしょうね。
仕事から離れて夢中になれることは、人によって本当に様々なのだと実感します。
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