オルタナティブ・ブログ > 永井経営塾 >

ビジネスの現場で実践できるマーケティングと経営戦略をお伝えしていきます。

独立して食っていくためのノウハウ

»

勤務先を退職して11ヶ月目を迎える今日この頃、こんな記事を拝読しました。

「40歳定年」して食っていく、3つの心構えと5つのノウハウ。そして筆者はなぜ40歳で朝日新聞を辞めたのか

  

タイトルを読み替えると、「独立して食っていくための3つの心構えと5つのノウハウ」ですね。

3つの心構えとは、

(ⅰ)自己中心的(自分勝手)であること
(ⅱ)興味の対象は広くもっておくこと
(ⅲ)不快なことがあってもくよくよと考えないこと(不快なことはすぐに忘れること)

5つのノウハウとは、

(ア)「まずは会社作りに走るな」
(イ)「事務所を借りるかどうかもケースバイケース」
(ウ)「キャッシュフローを意識する」
(エ)「勉強会にはむやみに出るな」「むやみに仲間や友だちはつくるな」
(オ)「共同事業しようには乗るな」

 

自分をふり返ってみて、深く共感しました。一つずつ見ていくと、....

(ⅰ)自己中心的(自分勝手)であること

独立する前から、割と自己主張をするタイプだったと思います。独立してからは、言うべきことは事前に言っておいた方が双方にとって後々よいことが多いので、角が立たない範囲で必ずキッチリとお伝えするように習慣づけるようになりました。

(ⅱ)興味の対象は広くもっておくこと

ご縁やチャンスは思わぬところに転がっていることを実感しています。なるべくアンテナは広くしておき、その上で、必要に応じて取捨選択した方がいいようです。

(ⅲ)不快なことがあってもくよくよと考えないこと(不快なことはすぐに忘れること)

私は若い頃は悲観的に考えることも多かったのですが、40過ぎから楽観的に考え、不愉快なことがあるとすぐに忘れられるようになりました。タイミング的に、このような状態になってから独立してよかったのかもしれませんね。

(ア)「まずは会社作りに走るな」

当初よりクライアント企業様への講演・研修サービスご提供を考えていました。多くのクライアント企業様では法人取引を前提とするので、必然的に私の場合は会社を作りました。

(イ)「事務所を借りるかどうかもケースバイケース」

当面は、クライアント様との打ち合わせは平河町ライブラリーを使用し、執筆や資料作りは平河町ライブラリー・アークヒルズライブラリーと自宅オフィスを使い分けるようにしています。

(ウ)「キャッシュフローを意識する」

「キャッシュフロー」というと大変そうですが、要はお金の出入りの管理ですね。私の場合、「入り」の分は、主に請求書管理になります。

クライアント様と請求額・請求書発行日・支払期限を合意した上で、請求日になるとすぐに請求書を発行し、発行済請求書はすべてPDFで保管、明細を一覧にして管理し、支払期限の入金をチェックするようにしています。一度仕組みを作ってしまえば、案件がまださほど多くないので、簡単です。

(エ)「勉強会にはむやみに出るな」「むやみに仲間や友だちはつくるな」

具体的な知識習得の目的があって、11ヶ月間で勉強会には3-4回参加しました。勉強会参加でネットワーク作りはほとんど意識したことがありませんでした。お付き合いする人数も、結果的にこの記事にある30人程度でしょうか?

自分の経験では、仕事でお世話になったクライアント様からの学びが、圧倒的に多いと感じています。

(オ)「共同事業しようには乗るな」

幸いあまりお声がかかりません。実は腰が重い方なので、お声がけいただいてもなかなか動けないかもしれません。

 

ということで、改めて自分の活動を見直すよい機会をいただきました。

 

Comment(0)