かけがえのない時間を、どのように考えるか?
独立してから色々な方々とお目にかかりますが、改めて感じることがあります。
それは、「時間をどのように考えているか」で、その人のことがわかるということです。
時間は不思議な資源です。
誰でも「1日24時間」は平等に与えられています。
時間は蓄積できません。
そして、時間は交換できません。
過去の時間は二度と返ってこないかけがいのない資源です。
この時間を、どのように考えるかで、その人の人間性がわかるように思います。
メールなどを拝読すると、相手が持っている時間に対して深い配慮をされる方がいます。
このような方は、メールを拝読しただけで、すぐにお目にかかりたくなります。
そして実際にお会いしてみると、成熟した人格者であり、ビジネスパーソンとしての力量もある方が多いように思います。
そして有り難いことに、独立してお知り合いになる方のほとんどは、そのような方々です。
一方で残念ながら、他人の時間に対して配慮をなさらない方もおられます。
このような方は、実際にお目にかかっても、残念ながら他のことに対する配慮もないことが多いのです。
これは単に、
「お忙しいところ恐縮です」
「貴重なお時間を頂戴して申し訳ございません」
といったメールの文面上のテクニックを言っているのではありません。
このような言葉を使っても、時間への無配慮はメールで伝わります。
逆に「時間」とか「お忙しいところ」といった単語を使わなくても、メール全体から、その人の時間に対する感覚や気遣いが伝わって来るのです。
また、年齢とは関係ありません。例えば先日お目にかかった大学生の方は、素晴らしいご配慮をなさっていました。
自分も気をつけたいなぁ、と思います。
2013/8/23 9:55PM タイトル修正: かけがい→かけがえ