買い占め等の一連の混乱は、情報が正しく伝わらないから。みんなで正しい情報を流そう
ある方がTwitterで、
さっきホームセンターに行ったらトイレットペーパー16ロール入りを両手両わきに計6個かかえて帰る人がいた。何がしたいんだ?
とつぶやいていました。
ううむ。
こちらに書きましたように、月曜日にイトーヨーカドーに行った際に、レジが1時間待ちでした。
これは「隣の東急デパートが臨時休業した」「停電のため14:30までの営業時間だった」「普段より多めの人達が買物に来た」という3つの要因で、限られた時間に多くの人が殺到したために起こったことではないかと思います。
しかし、皆さんが買う量は普段と変わらない量でした。
買い占めをしている人はほとんど見かけませんでした。
ある方の次のようなTwitterのつぶやきのように、...
実際、買い占めしている人は、ごくわずかなのではないでしょうか?
ただ、他の人が争って買っていると、「自分も買わないとヤバイ」と思うのは、人間の弱さかもしれません。
しかし、枝野さんもおっしゃっている通り、少なくとも首都圏は供給と配送は問題ないはずです。
数日もすれば品不足感は解消するのではないでしょうか。
買い占めを止めることで、被災地の人を助けることになります。
「それでも多めに買いたい」という人は、こんな絵を見てみて下さい。
こういう時はお互い様、「多めに買おう」という気持ちを少し抑えるだけで、どれだけ被災地の方々が助かるか、考えてみたいものです。
一方で、こちらの記事にありますように、現在米国西海岸の人達は、放射能被害を恐れて、放射能対策としてヨード剤を買い求めようと奔走しているそうです。
そもそも東京が問題ないのに、その何十倍も離れた西海岸で問題があるはずはないのですが、情報が間違って伝わると、人はかくもカッコ悪い行動を起こしてしまうということですね。
マスコミは、品不足や買い占めを報道するだけでなく、「供給や配送には全く問題がない」ことも、あわせて報道していただきたいものです。
買い占めに限らず、今回の災害で、一部のマスコミのセンセーショナルな報道姿勢により、無用な混乱が到るところで起こっています。例えば、原発関連では、一昨日の夕刊のこれ
社会混乱の元になりますので、芸能人の離婚と同じレベルのゴシップネタ扱いで、原発ネタや買い占めネタを報道するのは、本当にご勘弁いただきたいですね。
昨晩のNHKはだいぶ分かりやすくなっていて、この点、改善しているように思います。
フォロワー59万人の堀江貴文さんや、フォロワー13万人の津田大介さんと比べると、私のTwitterフォロワー数は1,500人程度で大変微力ですが、合間を見つけて、Twitterで気づいた情報をRetweetしたり、自分で情報発信することで、社会への混乱拡大防止にささやかながらお役立てできればと思っています。
実際、そのような草の根Twitterユーザーは、多いようですね。