Kindleをゲット。日本語の本がサクサク読める!
3/2(火)にKindleを注文しましたが、3/5(金)に家に小さい小包が届いていました。
米国アマゾンからKindleの到着でした。早いですね。
写真でiPhoneと比較すると、だいぶ大きく見えますが、....
重さは280g。新書本2冊分。すごく軽く感じます。
持った感じも、とても快適です。
指示に従って充電すると、早速動き始めました。
3G回線に勝手に繋がって、色々と検索できます。
この回線料金も、アマゾン持ちです。
「今まさに旬のベストセラーを、電子書籍で無償公開する試み」でご紹介した岩瀬大輔さん著『生命保険のカラクリ』のPDF版が表示できないか、試してみました。
まずUSB接続してPDFファイルをコピーしようとしましたが、Kindle側が書き込み禁止状態になっていて、コピーできませんでした。外部から直接はコピーできないのですね。無事コピーできました。
(↑2010/3/7 11:00AM修正:私のパソコンの設定の問題だったようで、別パソコンで試したらちゃんとコピーできました。)
ちなみに空き容量は1.5GBでした。2GB程度のメモリーが入っているようです。確かにテキスト主体だと1冊1-2MB程度なので、これで十分なのでしょう。
また、色々と調べてみると、kindle.comにユーザー専用のメールアドレスが設定されていて、こちらに送付するようになっているようです。
そこでパソコンでPDFファイルを送付したところ、Kindleの画面上に「1MBあたり0.99ドルかかるが、OKか?」というメッセージが出てきました。
OKをするとダウンロードが始まり、読めました。
こんな感じです。
ためしに電車の中で読んでみました。
強いて言うとちょっと字が小さいのが難点ですが、サクサクと問題なく読めました。
紙の本を読む場合はページめくりが必要ですが、Kindleではボディ両端にあるページボタンを押すだけなので、とっても楽です。
画面も見やすいので、満員電車などでは、紙の本を読むよりもむしろ快適かもしれません。
英語の本はまだ注文していませんが、色々と試してみたいと思います。
3G回線が繋がれば、パソコンに接続していなくても、この280gのKindleさえあればいくらでも注文できてしまうところがスゴいですね。
Kindleという電子書籍リーダー自体は、800x60016階調モノクロ画面と約2GBのメモリーで、比較的低コストで作られていますが、このビジネスモデルの発想と、それを実現するための仕組み作り(各国の3Gネットワークへの対応と無償接続等)は、素晴らしいモノがあると思います。
真に本が好きな人達の気持ちを徹底的に考えて、その深層心理まで踏み込み、あるべき姿を演繹的な発想で描いていった産物であると感じました。
Kindleは、既に全世界で数百万台売れています。
日本でも4月末にはiPadが、年末にはKindle日本語版が、それぞれ出てきます。
それとともに、出版インフラも大きく変わっていくでしょう。
Kindleを色々と触っているうちに、今年が日本の電子出版元年になる、と確信しました。
2010/3/6 11:00修正:USB接続でファイルをコピーできないと書きましたが、私のパソコンの設定の問題だったようで、無事コピーできました。木村さん、ご指摘ありがとうございました。