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「きのこの山」のヒミツ

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世の中にはコアな雑誌があるもので、「きのこ」というきのこをテーマにした雑誌があります。

ちょっとした経緯でこの雑誌の創刊号が家にあったので読んでいたところ、興味深い記事がありましたので、ご紹介します。

明治製菓の「きのこの山」というチョコレートはご存知のことと思います。チョコレートの傘とクラッカーの柄できのこの形になっているものです。

発売開始は1975年9月30日、実に31年間のロングセラー商品です。

この商品が生まれたきっかけは、1969年に発売した「アポロ」という逆三角形のチョコの反響がイマイチだったので、この製造ラインを利用して新しい商品が作れないか、と考えたのがきっかけだったそうです。名前の通り、「アポロ」は1968年のアポロ11号月面着陸を記念して発売された商品です。

このアポロにスナック菓子をさして出来たのが、「きのこの山」です。製品企画は1970年ですが、社内で検討を重ねて発売するまで5年間かかったそうです。

この「きのこの山」が偉大なのは、

  • 板チョコやチョコバー全盛の当時、初のパロディ菓子を出した
  • 横文字全盛の当時、郷愁・自然・人間のやさしさというイメージを表現する親しみ易いネーミングにした
  • パッケージも当時はお菓子には合わないとされた緑色主体のデザインにした

という点です。下記のような、ご当地ものの地域限定版もあるようです。

・きのこの山北海道レアチーズケーキ風味
・きのこの山みちのく米パフ入り
・きのこの山新潟コシヒカリパフ入り
・きのこの山信州ブルーベリー風味
・きのこの山関西きなこチョコあんこ風味

また、「ジャンドゥーヤ味」「黒ごま抹茶味」等の味限定版も数ヶ月単位でリニューアルしているそうで、今まで数えられない程の種類が出ているとか。非常に多くの派生版がある、ということですね。

明治製菓のHPにも、詳しい情報が掲載されています。

普段、我々が店で何気なく見かけている商品も、世の中に出るにあたり十分に検討された上でイノベーションを起こし、かつ地道に息の長い改良が重ねられているのだ、ということを再認識した次第です。

Comment(2)

コメント

日本キノコ協会のHPのタイトル・ラインナップを見て、すごく読んでみたくなりました。「毒きのこ事件簿」や「きのこ地蔵の旅」など想像が膨らみます。

mihoさん、コメントありがとうございました。
HPを見るとアマゾンでも買えるようですね。
「MOOK きのこ」で検索すると出てきます。630円です。
編集後記を見ると、編集発行人はDr. マダラーノフさんという方だそうです。ロシア語版があるかどうかは不明です。(^^;
ちなみに、私はこの雑誌の関係者ではありません....。

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