タイ旅行のちょっとした事 その25 傘が必要な事
タイでは、本来多くの方が、傘を持ちません。
使っているとしても、それは日傘であり、雨の時に使うことはあまり無いのです。
タイの雨はスコールで、大体降り初めてから30分もしない内に止んでしまいます。
また少し経ってから、降り始めるのです。
タイの雨は、ものすごいです。雨粒が硬貨ほどの大きさに見えて、傘にどすどすと音を発てて、雨が傘に叩きつけられます。
傘は全く役に立たないほどの雨なのです。
しかも、瞬間雨量はものすごいのですが、長く続かないので、ほとんどのタイ人の方は雨が降ると軒先などで、雨が止むのを待つのです。
基本的に雨の時には出歩かないというのがタイ人の普通の考え方です。
止んでいる時に移動すれば問題ないということですね。
しかし、このところ事情が少々変わってきました。
半日ぐらい雨が降ることがあるのです。
え、そんなこと普通・・ではないのす。
近年、雨が日本なみに小さな雨粒のように降り、半日以上、雨が止まないという事態があります。
日本の梅雨ではないですが、一日中雨なんて事もあるかもしれません。
そんなに長く雨が降ると、軒先に雨宿りをずっとしているわけにはいきません。
ということで、傘が必要になります。また雨粒も小さいので傘で凌げるのです。
以前では考えられないほど、傘を売っている出店が増えました。
惣菜を売っているお店や本屋まで傘を売っているようになりました。
不意に降った雨に対しての需要があるということなのでしょう。
ということで、観光にタイに来られる皆様、傘が必要となります。
必要ですが、日本から持って行けとは言いません。
もったいないです、是非現地で買いましょう。
散歩がてら、道を歩いていたら、急に雨が降ってきた、さて、どうするか、迷わず近くのお店で傘を買ってください。決して高い買い物ではないはずです。
以前と違い、かなりのお店で傘が販売されているはずです。
タイで購入した傘は、必ず持ち帰ってお土産としてください。
それほど、耐久性はありませんが、日本では入手しにくい傘が手に入ると思えば、憂鬱なタイでの長雨もある意味、良いこともあると思えるかもしれません。
今日はここまで、またいつかお会いしましょう。