クーポン生活 その2 クーポンの利点と欠点
正直、クーポンの共同購入というのは、最初、「こんなことで安く買えるのなら、元々安いものじゃないのか!」ぐらいな気持ちだったのですが、最初試しと、トクーポンのラーメンのクーポンを購入してびっくりしました。
普通に使えて、一般のお客さんと全く扱いだったのです。いやむしろ、一般のお客さんよりもクーポンならではの特典があったりして、とても得した気分でした。
今、ラーメンは500円では中々食べれないほどの価格となっており(もちろん例外もありますが)、ラーメン専門店では、ちょっとしたトッピングとかすると1000円近いお金が掛かってしまいます。
ラーメンで1000円というのは、ちょっと何だかな~な気分ですし、高いお金を払うのだから、美味しいお店で食べたいということで冒険もできません。
まず、クーポンの良いことのひとつは、どうせクーポンで割安だからと冒険ができること、離れているところでわざわざ食べに行く時に、クーポンで得した分は電車代で消えるから決して得ではないけれど、その分知らないお店で食べられると割り切ることができることです。
美味しいと確信がないのに離れた場所まで食べに行くのは、とても勇気というか、駄目だった時のがっかり感というか、そういうものがあるので冒険しにくいのが、クーポンなら、多少期待より劣っていても、「まあいいか」という気分になれることです。
私は結構、食いしん坊なので、食事は何でも良く食べます。ラーメンも大好きで、好きなラーメン屋さんに通ったり、並んだりしていますが、世間の評判だけではなく、自分の舌で味を確認できないものには中々そこまで努力できません。
それがクーポンならできるのです。
おかげさまでたくさんのお店のラーメンの味を覚えて、評判や店構えだけでは、ラーメンの味は語れないと、少しだけ勉強になりました。
では、クーポンの欠点とは何でしょうか。
クーポンには、通常利用期限があります。私は東京には、御客様にお会いする時に行くだけなので、今日クーポン購入のラーメンを食べたいと思っても、なかなかできません。
だから、期限が切れてしまうこともあるのです。
ある御客様と長期的なお付き合いになりそうだったので、少し離れていましたが、その御客様の近くのお店のクーポンを購入したことがありましたが、担当部署の移転という自体でその場所に出向くことがなくなり、結果数枚のクーポンを無駄にしたことがありました。
じゃ、少なく買えばよいのでは?と考えられるかもしれませんが、クーポンを良く使うようになるとわかりますが、良く通えそうで、お得なクーポンなんて条件のものは、そんなに出てきません。クーポンを使い終わる時に「あ~、もっと買っておけばよかった。」ということになるのです。
だから、このぐらい食べられるだろうと思ってクーポンを購入する、それに対して不測の事態でクーポンを使い終わる前に利用期限が来てしまう、ということになるのです。
また、クーポンには、予約が必要なものがだいぶあります。(ラーメンなどは予約不要が普通です。)予約は前日までに予約しなければならず、そのためには先の予定が確定しなければなりません。御客様と打ち合わせが長引いて、予約に間に合わなければ、クーポンが駄目になってしまうわけです。
また、最低利用人数というのもあります。2人以上というのが多いですが、そのためには私ともう一人の予定が確定していなければならず、自由度という点でとても不便です。
つまり、クーポン(共同購入)とは利用者から見ると、安く、手軽に利用できるようにしてくれるけど、実際は自由度を奪うものだったのです。
あの店美味しかったから、もう一度行きたかった。もっとクーポンを買っておけばよかった。
あの店思ったより美味しくなかった、もう行きたくないけど、クーポンが余っているからどうしよう。
今日時間が急に出来たけど、昨日予約していないから、クーポンが使えない。
友人がつかまらず、一人ではクーポンが使えない。
などなど。
そんなクーポンですが、上手に付き合えば、良いことも多く、使い方次第といったところですね。
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。