書評いろいろ その2 ルータ自作でわかるパケットの流れ 小俣光之 著
え~、私の友人である小俣氏がとんでもない本を出しました。
『ルータ自作でわかるパケットの流れ』です。
この本は危険です。買ってはいけません。
この本を読むと本当の意味でのネットワークが理解できてしまいます。
ネットワークが本当の意味で理解できると、私が過去独自に、英文書籍を探し回り、無い頭をより消費させて、何とか少々理解できたなぁ。と、自分で自分をほめていたネットワークの知識が簡単に手に入ってしまいます。
つまり、この本は、努力をしなくても、大変有用な知識が手に入るという、大変危険な書籍なのです。
こんな本を読むと、人間苦労をしなくなります。
いけません。絶対にいけません。
本屋でおいてあっても、手に取ることさえしないことをお勧めします。
手に取れば、値段が1880円(税別)なので、必ず買ってしまいます。
しかもサンプルソースがダウンロードし放題なんて、どこまで人間を駄目にするつもりですか。努力しない人間は成長しませんよ。
技術者は、知りたい知識を苦労して、苦労して、手に入れて、それでも間違いを自分の身で経験し、本当の知識を手に入れるべきなのです!
こんな本が普及してしまったら、皆簡単にネットワーク技術者になってしまうではありませんか。
友人である小俣氏には申し訳ないが、ここで断言します。
こんな本は出しては駄目です。我々のようにコンピュータで日々生きているものにとって、ライバルを増やすだけですよ。本当にどこまで人が良いんだか・・
(あ~こんな本が、私の若い頃にあれば、あんな苦労はしなかったものを・・)
くれぐれも買うこと、借りること、手に取ることの無いように、ここで緊急告知させていただきます。
小俣氏とは、個人的に大変親しくしていただいておりますが、今回はどうしても言わせていただきたく、ブログに書かせていただきました。
今日はここまで、またいつかお会いしましょう。