オルタナティブな生き方にインタビュー記事が載りました
おかげさまでオルタナティブな生き方 好きなことしかしないし、できないというインタビュー記事を書いていただきました。
ブログでの紹介は遠慮した方が良いかとも思いましたが、コメントがちゃんとできる方が皆様からの意見など伺えて良いのでは、と思い直し、急遽ここでブログからの紹介をさせていただきます。(別の記事にインタビュー記事のコメントが寄せられました。)
ここで、私の説明が悪いために誤解を招いてしまった部分について補足説明をさせていただきます。
締め切りはお客様との約束ですから仕方がないけれど、あとは社員が許してくれと言っても必ずやらせます。うちみたいな会社に失敗は許されません。一度でもできないことがあると、われわれには命取りになるからです。
ここの部分ですが、どうも、宮沢は、「社員に無理な労働をさせている。馬車馬のようにただ働かせている。」と受け取られる場合があったようです。
しかし、私は時間的な事で無理強いを社員にしたことはありません。あくまでも技術的に出来る、出来ないという点においてのみです。
また自分の仕事にはこだわりを持って欲しいとも思っています。
技術的な面で自分には無理だとか、そんな言い訳を私は許さないということです。
私はいっしょに働いてもらう方々は、kdtsの仕事を単なる生活の手段ではなく、意味のある、人生の一部を投じる価値がある作品作りとして捉えてもらえるように説明し、納得いただけた方々とだけいっしょにお仕事をさせてもらっています。
もし、本当に現在ではまだ無理だとしたら私はその社員にその仕事を分担させることはしていません。
また働きやすい環境の提供と福利厚生につきましては出来る限りの対応をさせていただいております。
休暇についても、有給休暇は十分に出しておりますし、有給休暇申請などというものもありません。みんなちゃんと消化しています。
私は自分が納得して技術者として働ける環境を実現することを最初に決めました。
ですから、
有給休暇を自由に取れること。
サービス残業は絶対にさせないこと。
上司が細かな点に一々口を挟まないこと。
社員を信用して仕事を任せること。
以上は、私が自分に課した最低限の事項です。
ついでに、kdts社の開発環境をご紹介してしまいます。(初公開!)
基本的に個室での作業をお願いしています。一部屋なので数台(3台から10台ぐらい皆使っています。)のパソコンを専用で利用できます。音楽を聴きながらでも、ビデオクリップを見て頭を休めるのも自由です。(セキュリティおよび業務管理《日報補助》のためにイリーガルビューは使っております。)
そんな自由で仕事は大丈夫ですか?
という声が聞こえてきそうですが、そんなことで仕事をおろそかにする人はkdts社には居ませんし、我々は社員を信じております。
またそのような自由が開発者には必要だと考えるからです。
もし、現在のkdts社の環境を以前勤めていた会社で提供されていたら私はまだその会社に居たかもしれません。
技術者にとって大事なのは、魅力ある仕事、うるさくない上司、快適な環境だと思っています。
もちろん理想です。理想ですが、それを実現すべく行動した結果がkdtsなのです。
まだ途中ですし、目的までの道のりの半分に達しているかも判りませんが、今後も理想は理想として絶えず追いかけて行きたいと思っています。
私自身、自由に生きているので(関係者の方々、申し訳ないです。)このような形でしか、表現はできないのですが、自分がいやなことを他人にさせないのは基本の基本だと思います。もちろん、私は社員のこころをすべて知っているわけではありませんし、社員は私とは違うことも十分承知しています。
会社の話はあまりしたくなかったのですが、今回は少しだけさせていただきました。ご質問や意見などございましたら、コメントください。
差し支えない範囲(会社や社員に迷惑になるといけませんので)でお答えさせていただきます。
今日はここまでまたいつかお会いしましょう。