所信表明の前に、、、

　リサーチとはあまり関係ないのですが、昨日Pマークの現地調査が、うちの会社にきました。かなり緊張したのですが、実態に即したアドバイスをもらって、なるほどと、関心しました。やはり、仕事にあった具体的な形で（会社の身の丈にあったというほうが正確かもしれませんが）、企業としての個人情報保護方針を立て、運用していくことの大切さを感じました。

　ところで、その中でなんとなく思ったのですが、最近、静脈認証とか指紋認証などの生体認証が注目されているのですが、これはかなり怖いと思います。確かにこの世で一つかもしれませんが、一つだけに怖いですね。

　この個人情報を、銀行のカードの認証に登録してしまっていいだろうか。登録するということはコピーがどこかのできるということになります。たとえシステムや技術は信頼できても、人は信頼できません。個人情報保護法は、個人情報の保護が、絶対にできないからこそ存在しているので、これで安心ということはないのです。パスワードは変更できますが、指紋の変更は普通できません。もし、これが盗まれたらと考えるとぞっとします。

　例えば、最近のインターネットのコンテンツで、手相うらないというのがあります。これは、手相をWebカメラでみてもらって、将来とか恋愛などを普通に占ってもらうのです。これは、手相をもちろんみせるのですが、Webカメラが高性能であれば静脈認証と同じような気がします。悪用されたら大変ですね。テレビのCMで、生体認証の銀行カードのCMをみて、当初はいいなと思ったのですが、だんだん怖くなってきたので、しばらく様子をみることにします。

次回は、ブログの所信表明を書きます。