私がネットだけで見つけたボストンの住まい
さあ、留学だ~と決まったものの、留学には(特にMBA留学は)多大なお金がかかります。授業料はなんと私の慶應大学(法学部)の4年分の学費に相当します。
そしてもちろん学費だけでなく日々の住居費やら生活費やらもろもろがかかってきます。
ボストンの家賃相場を聞いたら、一人暮らしのワンルームで月10万以上、だそうです。確かに、学校でもらったパンフレットを見ても、家賃の見積もりは月々1200ドル(約12万)になっています。
私はなるべく家賃は節約したいし、現地に着いてから不動産屋と物件をめぐるのは面倒だなあと思っていました。
そんな私が活用したのが「craigslist」のボストン版です。
Craigslist(クレイグズリスト)とは、Craig Newmarkさんが始めた地域密着のコミュニティサイトで、不動産や求職情報のほか、友達募集やコミュニティ募集、売ります買いますの情報などいろいろなものが掲載されています。
現在300都市以上のサイトがあるそうですが、ボストンのサイトの「rooms&shares」のカテゴリには毎日たくさんの「ルームメイト募集」や「部屋あります」といった情報がアップされています。
ボストン関連のいろんなオンラインコミュニティにアクセスしましたが、情報量はCraigslistが群を抜いて多いです。
私も気に入った部屋を見つけ、大家さん宛にメールを送って、1回の電話インタビューと何回かのメールのやり取りで私が500ドルのdepositを払って最終的に入居が確定しました。
ただ、やっぱりそこはオンラインのコミュニティ。いろいろな罠やお金だけすられる事件がありますので、自分の責任において慎重に行動しなくてはいけません。
私の場合はメールアドレスと名前から彼女の身元が判明したことと(なんとお医者様)、Google Earthで確かにそこの住所に家があったこと、それからdepositとして要求された額が500ドルと比較的少なかったことで決めました。
もちろん、相手にとっても、いきなり外国の外国人(私)からメールがあり、その子と契約してもいいだろうか、という不安があったと思います。彼女としては電話インタビューをしたことと、私が実際に行く学校にも私の入学を問い合わせたそうです。
きちんと責任が持てるのであれば、これはとっても使えるローカル情報サイトですので、ぜひ活用してみてください。私も、ボストンに着いてからCraiglistで中古自転車でも探そうかと思っています。