クラウドをつかむ
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Unix Magazine 4月号 (アスキー刊)は、クラウド特集「クラウドをつかむ」です。ユニマガと言えば、社会人になりたての頃にとてもお世話になった雑誌で、今でもバックナンバーが本棚に並んでいます。今は季刊になったんですね。
私は、Amazon Web Services (AWS)のセクションを担当しました。私のセクションはさておき :-)、他の執筆者の内容は技術的にも深く、全部で84頁、11セクションの内容は読み応え十分です。現在のクラウドコンピューティングに興味がある方にはお勧めの一冊です。
目次
- クラウドの技術的特徴 (丸山不二夫)
- Windows Azure のデータベース SDS (丸山不二夫)
- Google App Engine (中田秀基)
- Amazon Web Services (AWS) (浦本直彦)
- Hadoop / MapReduce (藤田昭人)
- Force.com マルチテナントアーキテクチャ(岡本充洋)
- 分散インメモリキャッシュとデータグリッド (佐藤直生)
- スケールアウトの技術 (首藤一幸)
- クラウドの開発手法とデータモデル (萩原正義)
- クラウドモデリング (浅海智晴)
- クラウドの可能性と課題 (鈴木雄介)
Amazon Web Services (AWS)ですが、定期的に機能を拡張し、計算資源の必要量が動的に変化するようなワークロードを処理する企業にとって魅力的な選択肢の一つとなってきていますし、SIerやSoftwareベンダーが、AWSと自社のソフトウエアと組み合わせたサービスを提供しています。今後の展開が楽しみです。
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