『西遊記』
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なんか今、日本では、テレビで『西遊記』を放映しているそうですが、私の年代では、『西遊記』と言えば、やはり堺正章主演の『西遊記』を思い出します。
この『西遊記』ですが、実は、イギリスでも1979年に放映されて、一部のマニアの間で、カルト的な人気を博しました。タイトルが、『Monkey!』というのは、ちょっとなんだかなぁ、という気もしますが・・・。
私も一度、この『Monkey!』が、深夜に放映されているのを見たことがあります。
台詞は、英語に吹き替えられていたのですが、それは、明らかに中国訛りというか、英語の話せる中国人によって、吹き替えられたものでした。
そりゃまぁ、確かに、『西遊記』は中国の話ですから、中国人が吹き替えを担当するのは正しいことなのでしょうが、堺正章が中国訛りの英語を話すのを見るのは、何か奇妙な感じがしました。
そして、この『Monkey!』がきっかけとなって、中国に関心を持ち、中国語の勉強を始めたイギリス人が増えたという話を聞いたことがあります。日本製のドラマ『西遊記』が、思わぬところで、英中友好に貢献していたわけです・・・。
ところで29日は、日本で言う旧正月。イギリス各地にある中華街でも、チャイニーズ・ニュー・イヤーを祝う行事が行われます。ロンドンのソーホーにある中華街にも、新年を祝う飾りがつけられています。
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