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一口に広報といっても内容はさまざま。現場での広報活動の実際をご紹介します

本音のインタビューはおもしろい

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日本のプロ野球を観ていると、ヒーローインタビューが画一的だという印象を受けることが多いです。

「自分の成績はどうでもいいが、チームの勝利につながってよかった。
明日もがんばりますので応援よろしくお願いします」のようなコメントを
最初はいい気持ちで聞いていたのですが、みんなが口をそろえて同じようなことを言うと、
わがままな視聴者としてはだんだん食傷気味になってくるものです。

その点、短期決戦・WBC決勝戦後のインタビューでは喜びや感動があふれ出ていて、みんな個性的なコメントになっていて心を打たれました。

「いやあ・・・つらかった、苦しかった、それが痛みになった」その痛みは本物で、胃潰瘍ができるほどつらかったのですね、イチローさん・・・「谷ばかりだった。最後に山が来て、喜びを分かち合えて本当によかった」
本当によかったです。お大事になさってください。

「いい監督さんだったらもっとたくさん点が取れていたんでしょうけど・・・」原監督の本音です。シーズン中にはなかなか聞かれないコメントです。

IT企業での取材や会見においても、個性的なコメントは印象深く、記事としても掲載しやすいと思います。
仕事なので本音ばかりを吐露するわけにはいきませんが、
表面的な言葉でなく、自分の言葉で誠意をもって語ることを推奨していきたいと思います。

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