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記者の皆様ありがとうございます

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今日は新製品の発表会でした。

マーケティングとPR兼任の私と他のスタッフは裏方的な仕事も多く、いろいろ頑張ったのですが、詳しくはかけないこともあるのですが、若干未熟な箇所が残ってしまった発表会になってしまいました。

たとえば、発表者の座った位置。あの位置に座ってしまうと写真がとりづらいですよね。しかも会場も暗すぎたかもしれません。プレゼンテーションも、発表者の外国人を考慮して英語を多用したのですが、わかりづらくなってしまいました・・・ドアの開け閉めもちょっと売るさかったですね。

そのほかにもたくさんの反省点があります。FAQもかなり準備していたのですが、予想外の質問も飛び出したり、こちらの準備が足りずに満足のいく回答を記者の方にできなかったりということもおきてしまいました。

そんな中でも、本当に記者の皆様が未熟な発表からうまく内容を理解してくださって、その結果、すでに、いくつかの記事が新聞やオンラインメディアに掲載していただけました。本当にありがたいです。

今回でた記事の一部のリンクをここに入れておきます。今日の発表なのに、皆さん本当にすばやくご対応いただけてありがたいです。

@IT

japan.internet.com

ITPro

Enterprise Watch

ZDnet

Computerworld.jp

そうそう、プレスカンファレンスといえば、強烈に覚えていることがひとつあります。

私が別の会社にいたとき、本社からCEOを呼んで発表したことがありました。発表のためのシナリオを、北米にいた上司と一緒につくり、FAQも準備、間違えないようあんちょこも準備して、資料の翻訳も終わり、通訳さんにも渡し、あとは前日の打ち合わせを待つばかりとなったのです。

CEOが多忙だったため、会議室でお弁当を食べながら打ち合わせをすることになっており、社長秘書がお弁当を注文してくれていたのでそれも楽しみで、ワクワクしながら会議室の扉をあけると、

そこにはガツガツと私の弁当をほおばる、Aさんがいました!

CEOと一緒に話しながら2人で弁当を食べてます。

Aさんに、それは私の弁当で、しかもこの時間は私が明日の記者発表のためにおさえた時間だから部屋から出て欲しいと伝えましたが

関係ない!今日の午後客先に行くことになってそれのほうが重要!

と扉を閉められてしまったのです。

その後どうにも時間がとれず、同僚のアドバイスで、その晩に行われた社員とCEOの懇親会の場で酔って真っ赤になったCEOに接近。ごく簡単に説明をしました。

そして翌日。少し練習はしましたが、ほぼぶっつけ本番の状態で記者発表が始まりました。始まる直前、CEOは「大丈夫だから、発表は慣れているから安心して」と言ってくれました。

そしてその言葉の通り、非常に完成度の高いプレゼンテーションをしてくれたのでした。会社のコンセプトが体に染み付いているようで、あんちょこもFAQも不要でした。

後で、その弁当を食べたAさんが皆から非難されたのでした。でも、終わりよければすべてよし。このときも本当によい発表会でした。

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