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二度目の社会人を始めた男が、新しい挑戦への第一歩を踏み出す!

地震がありましたが、僕は元気です。

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東京で働いているところ、東北太平洋沖地震にあいました。
高層ビルで働いているところではありましたが、
ゆらゆらと船酔いのようなゆれにあったぐらいで、体は無事です。

宮城県、岩手県の沿岸部で津波に巻き込まれた方、
建物の倒壊などに巻き込まれた方の災害に遭われた方々のご冥福をお祈り致します。

実家の秋田も、無事ではありましたが、東京と違い停電に見舞われてました。
ラジオと懐中電灯、灯油ストーブで乗り切っていることについては
電話で話せたこともあり、安心してはいます。

3月11日の被災日は会社から家まで2時間ばかりかけてあるきましたが、
周りも徒歩で帰宅される方ばかりだったので、
心強くもあり、大変な自体になっていることを噛み締めるような出来事でもありました。

いくつか思ったところをつらつら書いてみると。

・Twitterがかなり活躍していた感があるけど東京だけ
実際の被災地の方はそれどころじゃなく、通信回線などが麻痺していたこともあり、
Twitterなどはあまり役になっていなかったんじゃないかなと思っていますが、
東京の帰宅難民の方々が会社などでテレビが確認できない状況では、
拡散されていった交通機関の復旧情報や、宿泊受け入れが行われた、
公共機関などの情報を得る上では役に立ったのではないかと思います。

・最終的にはラジオ
秋田の実家と話したときに、最終的に残った通信手段は、
ラジオが残っていたという部分でラジオの家庭における必要性があるなとは思いました。
停電になるとテレビもだめになりますが、
モバイルデータ通信回線も通話回線の逼迫などにより、使えなくなりますし、
ましてや電源が確保できずに使えない状況になりやすいことが推測されます。
そうなると省電力で最低限の情報を得る上では一家に一台ラジオが必要になるかなと。

・最後は人と人
津波のあと逃げるかどうか迷っていた人の証言で、
近所の人に「高台に早く行こう」と言われて逃げて難を逃れたとの話がありました。
やはり最終的には人と人が声を掛けあって逃げなければ、
行き届かない連絡網をカバーできないことはわかってはいましたが、
重要なことだと再確認しました。

・緊急地震速報は役立つけど心臓に悪い
本震の時は役に立ちませんでしたが、余震においては、
緊急地震速報のアラート(ケータイやTVにでる)ものは、役に立ったかと思います。
ただ、10秒のうちでなにするかの心構えが最初はなく、はっきり言って、
自分は慌てるだけ、となっていました。
これも、避難訓練の中に組み入れられれば、有効的に活用できるかと思います。

考えたところとしては上のとおり。
まだまだ平時に戻るまでは時間がかかりそうですが、
ここから頑張って復興していきましょう。

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