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二度目の社会人を始めた男が、新しい挑戦への第一歩を踏み出す!

mixi meetupでmixiが動詞を狙っているのがわかりました。

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20100910144051

日本のSNSの顔と言えば『mixi』と言われるほど、大きく成長した
株式会社mixiの新プラットフォームの発表会に参加してまいりました。

そこで見たのは、『パーソナルプラットフォーム』を狙うmixiの戦略が垣間見えました。

大まかな部分についてはこちらの記事をご参照ください。

モバゲーも家電もmixiにつながる 「Webをソーシャライズ」宣言


今回発表された主な内容としては、
『mixiチェック(mixi Plugin)』
『mixi Graph API』
の二つだが、これらのプラグインが
インターネットの主要なサービス群である
『楽天』、『はてな』、『ヤフー』、『モバゲー』
といったある面では競合他社といえなくもない会社達とつながり、
インターネットを利用し、ソーシャルなコンテンツに対する評価を
mixiチェックの形で集めていくと言った構図だ。


mixiは、なにをめざしているのか?
僕は一つに『mixiチェックの動詞化』を狙ってるんじゃないだろうかと思う。

例えばある意味一般的な用語となった『ググる』という言葉がある、
これは検索する=Googleで検索する=ググると言った言葉だ。
サービスが動詞になってしまった典型的な例だが、
mixiは『マイミクになる』というのが一頃あった。
だが、mixiが一般的になり会員同士のつながりも、一頃の活況が、
なくなってきたこの段階で、新しい動詞の候補として『mixiチェック』を
投入したんじゃないだろうか。

これをどんどん拡大し、
気に入ったものをクリップする=mixiでチェックする=チェックる
といったように大きく拡大させようという動きなんではないだろうか。
そこにどんなデータが集まるかというと、
PVなどには現れなかったプロフィールデータ付きの統計データという、
非常にマーケティングに活用できる、データが取得できるようになる。

しかも話を聞いた限り、mixiチェックはかなり簡単に設置できるとの事だ。

新しいmixiの動詞を狙う戦略、世界戦略も含め、mixiが今面白くなっている。

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