理想のECを語る座談会に参加【終】
ただいま理想のECを語る夕べに参加しています。
なかなかあついトークをくりひろげていますが、
主体としてはECの将来について話しています。
内容のサマリーを箇条書き。
・ECのセミナーとかにいくと戦略の話ばかりなので今回開催。
・他で話してもECは「SEO」にこだわりすぎる、実際売上も左右されちゃう
・一品物のおみせは、最初のひとりには売れるけど後ろの二人には売れない。
だから広告設定が難しい。
・最近のECは「趣味性が強く」、「型番がなく」、「検索性が強くない」が流行り。
・多品種のお店はメーカーと協力して多品種のページを作成。
体力があるからこそ出来る。
・青木さんの理想は「EC上にワイガヤがあってたまに商品を買ってくれる人」
→河野さん曰く「メディアを作るのはリピーターを作るのであって買い物体験を作るしかない」
・現在のECは「ロングセラー」よりも「ベストセラー」”しか”売れない社会
・全部のショップがアマゾンに取り込まれてアマゾン王国ができつつあるかも?
【まとめ】
基本的なお話のベースとなっているのは
「お客様とお店の距離感」と「大手のできないことは何か」だったと思う。
SEOや仕入れのテクニックなどではなく、
自分たちがECと言う仕事を通してどうお客様と向き合うのか
という答えのでないテーマをベースに議論を深めていった気がします。
もちろんお金を稼ぐ事もきちんと押さえつつ、
自分たちがどうお客様と向き合って企業を運営していくかを、
ECで仕事をしている人たち、またはその周りで働く人たちが何を考えているか
を端的に見られたと思います。
面白かったのは、『トップセール』といわれる売れやすい商品にあつまっていますが、
時代は徐々に『趣味の売りたい物を適切価格で欲しい人に届けられる』世界が
近づいていて『ロングテールの商品とトップセールの商品の差が少なくなる』
時代が来つつあると感じられた事。
お客様のサービスの視点をもったビジネスマンなら是非!