攻撃的共同購入「中国の価格交渉師」
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WBSで今やってたお仕事の話。
中国で、共同購入と同じパターンで、同じ商品をほしい人たちを集めて、
メーカーに宣伝させ、共同で購入することで、
安くみんなが仕入れることが出来るサイトがあるようだ。
いわゆる展示即売なのだが、
その場で活躍するのが「価格交渉師」と言われる職業。
メーカーにお客さんの代わりに「値切り」を全員のためにしてくれる、
消費者から見るとなんとも頼もしいパートナーがいるようだ。
展示会のセッティングは「価格交渉師」の会社がやってることから、
多少は演出がまじえるだろうが、値切りの現場は見ててなかなか商品の購入意欲をそそる。
一つ気になったのは販売していたものが普段オンラインでは買いづらい商品ばかり。
例えばこんなものが取り上げられていた。
「ドア」
「タイル」
「トイレ」
「カーテン」
などなど、インテリア用品と言ってしまえばそれまでだが、
イスやテーブルとちがい、質感や大きさなどがわからなければ買いづらい商品ばかりだ。
こうしたものをオンラインで買うとトラブルの元にもなりかねないので、
展示即売会の場でオンラインを利用して結びつけ、
さらには「価格交渉師」の巧みな演出で商品を満足して買えるという、
なかなか面白いシステムだと思った。
オンラインだけで完結させるのではなく、
リアルと結びつけて物の売買させるビジネスは、
収益に結び付けやすいので、ビジネスとしては手堅いですね。
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