WEBコンテンツやモバイルコンテンツのスタートにおいて、「2ちゃんねらー」に許容するように作るか気づかれないように動くかで戦略的に大きな影響を与えるかもしれない。
話題になっている「男の子牧場」ですが、
いろんな意味で、知名度がどんどんあがってきております。
「男の子牧場」炎上、「牧場メーカー」「女の子牧場」などパロディサイト乱立byITmedia
男性を家畜扱い「男の子牧場」開始2日で存亡の危機 byZAKZAK
ニュースサイトにとりあげられ方としてはあまりポジティブなニュースではありませんが、スタートの出だしにしては初速のPV数に貢献する事は間違いありません。
しかし、残念ながら、この「男の子牧場」はネットユーザーでも
特にコアな「2ちゃんねらー」に最初から目を付けられてしまっているため、
内部コンテンツにとってはネガティブな影響が強く現れているようです。
「男の子牧場」は実際のところどうなってるのか?
この記事を書いた方のレビューを見る限り、
上記のようにコンテンツにとってはあまり良くない影響を与えている模様。
こうしたように、インターネットに対してライトなユーザー向けで、
ネットのコアなファンを対象としていないサービスが、
「2ちゃんねらー」に代表するようなコアユーザーに目を付けられてしまうと、中身のコンテンツが思いもよらないような内容に切り替えられてしまうという、ケースになっているようです。
ただし、そういったネットのコアユーザをうまく取り込み成功した「ニコニコ動画」のようなケースを考えてみると「想定ユーザターゲットと参加ユーザのアンマッチ」が根底にあるのかもしれません。今回のケースの場合は、特に想定していないユーザが入ってきており、参加者も、サービス提供側も混乱していると思われます。
ライトユーザー向けのコミュニティサービスは、参加者が互いにコミュニケーションを取り合うまでは、発言しなれている(発言力が強い)ネットユーザーを取り込みすぎない事が、重要なのかもしれないと考えされられる今回の事件でした。