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「Second Life」がCSIに?「はぐれ刑事純情派」に「mixi」が出る日は近いのか

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かの有名バーチャルワールドサービスの「Second Life」が
同じく有名海外ドラマCSIでフューチャーされるそうだ。※1


〔科学捜査班〕CSI:NYが水曜日にSecond Lifeをフィーチャーする

米テレビでセカンドライフを話題にいれた番組の放送。

アルファバーチャルワールドブロガーの桜子さんも取り上げており、

意訳してくれた内容を引用すると。

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現実の世界でのストーカー行為が行き過ぎて、セカンドライフメンバーの殺人にまで発展した事件を追って、登場人物がセカンドライフに潜入するというもの。
番組では、そこで視聴者の人たちに、セカンドライフに一緒に潜入して犯人を探すよう、呼びかけている。
(と、思う。意味を間違えていたらごめんなさい。)
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殺人事件とバーチャルワールドを結びつけるのはなかなか新しい試みだが、

日本でこうしたインターネットサービスにフューチャーした
ドラマが積極的に作られていないか?
といわれるとそうでもないように思える。


思いつく限り並べてみると。

掲示板系
・電車男
いわずもがな「2ちゃんねる」が出てくる。

「電車男」がノンフィクションかといわれると不明だが、
後述するブログ系と違い、ドラマが成立する上で
「ネットの掲示板」というツールがフューチャーされていることは間違いない。

・今週妻が浮気します。
教えてgooに投稿された質問と
書き込みと回答から書籍化され、ドラマ化となった。
未見なのでわからないが、「教えてgoo」がフューチャーされていたかは不明。
公式ページを見る限り、設定のみで、
ツールとしてのフューチャーは無かったように見える。

 

ブログ系
・鬼嫁日記

・きらきら研修医

上記二つはブログというノンフィクションで書かれた内容を
そのままドラマ仕立てでエンターテイメントとしてまとめた
という形になる。
自分はドラマを見ていないのでわからないが、
どのくらい「ブログ」というツールがドラマの中で
露出していたのだろうか?

今のところネットサービス+ドラマは、今回の「CSI」の例とは違い、
インターネット発祥のストーリーが主流であり、
既存のドラマにネットサービスが乗っかる形にはなっていない。


今回の「CIS」は日本で言うなら「はぐれ刑事純情派」に
「mixiで繋がった2人の女、偶然の再会が起こした殺人とは?」
といったようなサブタイトルが付く感じだろうか。

流石にここまであからさまなタイトルをつけたドラマを、
日本で作ることは無いだろうが、要はこういう感じである。

そういえば、最近見たハリウッド映画の
トランスフォーマー」では
ebayPaypalがかなりフューチャーされていた

プロダクトプレイスメントだと思うが)

インターネット屋とテレビ屋は仲が悪いとよく言われるが、
こうしたコラボレーションしたような、作品が生まれれば、
少しはインターネット業界とテレビ業界の仲が深まるかもしれない。

「はぐれ刑事純情派」で「mixi」や「モバゲー」が
出る日は来るのだろうか?

※1どうでもいいがフューチャーするってどういう意味なのだろう。
  取り上げるという意味なんだろうか

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