「web技術者で、個人のwebサービスをリリースする人がなぜ少ないか?」を外野目線で
こちらの記事に触発されてのエントリー。
僕も、web業界とは近いようで遠い業界に属しながらも、
web業界の話題に触れているわけなので、この感覚はよくわかります。
よく、イベントなどで
「web技術者やってます」と言う方に出会うと、
「技術が身についていてうらやましいなぁ。」と憧れをもって接しています。
古い価値観も併せ持っているので「手に職」というものが、
うらやましいと感じるのもありますが、
実際、マッシュアップや、サーバー代の低下などで、
ある程度の技能さえあればちょっとしたサービスが作れる環境が、
外野から見てもweb技術者の方々に整っているようにみえます。
そこで今回は、
「web技術者で、個人のwebサービスをリリースする人がなぜ少ないか?」
疑問について、外野目線で考えてみたいと思います。
自分の仮説としてはこんな感じ。
「web技術者が個人サービスを作らない理由」
1、web系の技術者は激務である。
2、激務なので休みの日ぐらい仕事をしたくない。
3、趣味と仕事は別なので、休みの日は仕事ではなく趣味かぼーっとしていたい。
4、よって、web技術者の総数に比べると個人サービスのリリース数は少なくなる。
上記のような流れで、意外とwebサービスをリリースする人が少なくなると考えます。
総じて、激務といわれやすい、IT業界特有の事情があるため、
忙しさをうまく避けられる(流行のライフハックなどで)人のほうが、
個人でサービスを作る余裕があると予想されます。
では、「仕事が趣味、何時間でもコーディングできるよ」という人はどうなるか?
「仕事が大好き、何時間でも働けるweb技術者が個人サービスを作らない理由」
1、web系の技術者は激務である。
2、激務だけど、その人は仕事が楽しいので問題なし。
3、個人でサービスを作ることを考えるよりも、仕事をやっていたほうが充実感とお金になる。
4、よって、web技術者の総数に比べると個人サービスのリリース数は少なくなる。
とまぁ、こうなるんではないかと、考えます。
「仕事=趣味」という人は、そんなに家庭内まで仕事をしないで、
ずーっと会社にいそうですからねぇ。
会社で、自分のサイトを作ってもしょうがないでしょうし。
外野目線ですが、いかがでしょう?
日本にたくさんのwebサービスを作るためには、
まずは「web技術者の労働時間の削減」からというところで、しめさせていただきます。