今年はGPS元年?
昨日は、百式さん主催の「モバイルナビ会議」に行ってまいりました。
百式さんと後援のナビタイムさん曰く「GPS元年」らしいです。
理由は以下のとおり。
通称:日本版e911法といわれているこの法律が今年施行される。
(この記事は2006年の記事なので2007年を指す。)
今後発売されるすべての携帯電話にGPSが割り当たると言うことは、
GPSを利用したサービスのプラットフォームが完全に整うと言うことでもあり、
地図情報との密接な連動サービスがトレンドになる可能性が高い。
ナビタイムさんでは、道路情報やバス、電車の情報を密接にリンクさせた
移動ナビゲーションのサービスを提供しているが、
その先の新しいGPSを活用したサービスがどんどん生まれてくるに違いない。
百式さんが例としてあげた中で、個人的に面白かったのは、
GPS+キャップのゴルフコースでたどったルートを測定できるというサービスだ。
こちらは専用の端末で、ゴルフ場のたどったルートを表示してくれるサービスだが、
今回の「モバイルナビ会議」で発表されてたのはコチラのサービス。
一見するとなんでもないようにみえるが、この発想は応用が利くと思う。
ちょっとプランを考えてみると
「ケータイGPS」+「ルート情報記録サービス」+「Nike+ipod」
なんて発想をしてみると、「Nike+ipod」では距離情報までしか共有できなかったのが、
今度は、「ルート」と言う情報まで共有できるようになる。
これを活用すれば、「Nike+ipod」を活用してランニングを楽しむ人たちが、
オススメのランニングコースを共有したり、
地域によるランニング友達ができたりする効用が考えられる。
「GPS」はまだ、実用的なサービスが主眼に置かれているので、
こういった「遊び」+「GPS」+「他のガジェット」みたいなサービスでコンテンツを考えてみる
必要性があると思う。
そういう意味では、ナビタイムさんも色々チャレンジしており、
「登録していたお店に近づくと教えてくれるお店のリマインダーサービス」
や
「終電の時間になるとナビでお知らせしてくれる終電リマインダーナビ」
といったサービスがすでに実装されているそうだ。
GPS+○○といったサービスは、
今後のモバイルコンテンツを考える上でのキーワードになるではないだろうか?