ウィルスセキュリティ2.0を「セキュリティ会議」で見つける
先日は、百式さん主催の「セキュリティ会議」に参加してまいりました。
ウィルスバスターで有名なトレンドマイクロさんが主催しており、
「セキュリティ会議blog」なんてのも当日に同時並行で立ち上げられて、
います。
なんでも、今回のセキュリティ会議で参加者で出したアイディアを、
イラストレータさんが絵に落としてくれる得点つきのセキュリティ情報blogなのです。
まぁ、、、いつ絵になるかはわからないですが。
ちょこちょこチェックして、自分アイディアが絵になったらうれしいなと。
今回のセキュリティ会議の内容は、ざっくり言ってしまうと
「セキュリティ会議blog」周辺のブログマーケティングと、
ウィルスセキュリティ業界の現状についてのお話でした。
セキュリティについて話されたポイントをまとめると
・日本でのウィルスソフト普及率は50%程度
・ウィルスは感染したパソコンを踏み台にした悪さをするのが多い(BOT型)
・しかも本人には悪影響がほとんど無く、感染したかわからない。
・昔のような愉快犯、大規模感染型→営利目的、小規模ゲリラ的な流れになっている。
講義のあとで、例によっていくつかの班に別れて、
グループディスカッションがおこなわれましたが、そこに
「ウィルスセキュリティ2.0」(0円に非ズ)
を見出せました。
こういっては何ですが、現行の「ソフトウェア」をインストールするタイプの
ウィルスセキュリティが「1.0」として仮定した場合、
ウィルスセキュリティ2.0は、
「ウィルスセキュリティソフトを入れていると誰かを助けられる」
と言う発展系になる可能性が今回の様々な方のプレゼンを聞いて思いました。
例えば、友人がウィルスに感染しているのを自分が検地した場合、
「ワクチンメール」もしくは「ワクチンIM」を送ることができると言うのはどうでしょう?
相手の環境をディープスキャンするのは難しいですが、
トレンドマイクロオンラインスキャンの簡素版ぐらいの機能を
ウィルスバスターをインストールしたPCに入れてあげることで、
お互い助け合い感覚でウィルスに対する防災意識をつくり、
引いては普及率の拡大につながる・・・はずです。
ウィルスソフトが「自分だけを守るもの」から
「誰かを助けるもの」へ進化したら、きっとみんな使いませんかね?
そんなことを考えられた、実りある会議でした。
、、、自分の環境も見直さないとなぁ・・・