一人シリコンバレーへの挑戦
11月17日にワークスアプリケーションズが主催する、
一人シリコンバレー創業プロジェクト(以下一人シリコンバレー)の説明会に行ってまいりました。
最初は、いわゆる「ビジコン」と言った類のものかと思い、
事務的な説明会かと思っていましたが、
いい意味で裏切られました。
プロジェクトのご説明いただいたのは株式会社RCFの藤沢烈さん。
単なる事務的なトークではなく、
プロの経営者を日本に作るためのプロジェクトであると言う
熱意や、熱い思いを静かに語りかけるように(若干いいすぎですが)
話していただきました。
話を伺っていわゆる「ビジコン」と「一人シリコンバレー」が
違う点は、「梅田望夫」の本の中にあるような将来的な見通しを入れた上で、
協力してひとつのビジネスを作り上げていく!と言う姿勢が見られたところです。
私も「ビジコン」といわれるものをいくつか見てきましたが、
特有の「本人のプレゼン力」や「勢い・情熱」「目新しさ」
で投資を受けられるようなタイプのものではないことがわかりました。
考え方としては、自分が本当にやりたいことをする実力をつけるために、
この「一人シリコンバレー」と言うプロジェクトに挑戦し、
力をつけ、その先にある自分の思いを叶える!
と言った考え方で挑戦することが重要になると思います。
また、この一人シリコンバレーには変わった特徴があり
「EXIT」という選択肢が用意されています。
これは、ある程度収益の見通しがつき、業務フローがある程度確立された段階で、
ワークスアプリケーションズに会社を売り、
利益を得ることが可能となると言うシステムです。
(売り渡した後も経営を続けることは可能)
こういった文章を見ると、「会社を売るなんてとんでもない!」とお考えになる方も
いらっしゃるかもしれませんが、昨今のシリコンバレーベンチャーは、
会社を売り、またつくり、また売りの繰り返しを行って、
さらに大きなビジネス、大きなサービスを生み出しています。
日本には確かにあまり見られない考え方かもしれませんが、
社内ベンチャーなどのように低いインセンティブになることもなく
かといって自らが大きな借金を背負うこともない(ワークス/VCにから約1,000~1億円まで投資可能)
ミドルリスク・ミドルリターンな新しい起業スタイルになるかもしれません。
ただ、逆に言うと「オーナーシップ」が強い方にはあまり向かないスタイルとなりますね。
「オレオレ主義」ではきっと失敗ししまうことでしょう。
私は、これに今から約3ヶ月をかけて、挑戦していきたいと思います。
題して「一人シリコンバレー男」とブログタイトルも変えまして、
このオルタナティブblogerの先輩方や、呼んでいただいている皆様と
コミュニケーションをとりながら、本気で取り組んでみようと思います!
blogのスタイルは大きくは変わりませんが、
ある程度皆様のニーズをblog上で伺ったり、
オルタナティブblogerの方々にはオフでビジネスプランの
ご相談に行くことがあるかと思います。
皆様よろしくお願いいたします。