GWに二十弦箏の演奏を聴きながら
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このゴールデンウィークは、あるワインパーティに招かれて参加してきました。といっても、ほとんど仕事です。ただ、そこで聴いた生演奏の音楽は素晴らしいものでした。
中垣雅葉さんという二十弦箏奏者。会場で、彼が演奏するオリジナル曲やドビュッシーの「月の光」を聴きました。ピアノも弦で鳴るからなのか、ピアノ曲が全く不自然でなく驚きました。次はラベルの「水の戯れ」を演奏して欲しい、と要望してきました。
昔は、演奏家や作曲家には、彼らが創作に専念できる生活を保障する貴族や大金持ちが、パトロンとして付いていました。それで今に残る名曲が誕生し文化が発展したわけです。ひるがえって現代、パトロンに代わり、音楽家の生活を保障するのが著作権制度と、その向こうにいる大勢のユーザーなんでしょう。というようなことを考えながら、素晴らしい演奏を堪能してきました。
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