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プログラミングでメシが食えるか!?

2020年度上期の業績

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2020年度上期の業績がほぼ確定したので振り返ってみます。

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新型コロナウィルス関連の影響が多少なりとも出たことは間違いなく、特に量販的な特性を持つIntraGuardianシリーズの業績は下がりました。幅広い業種向けの販売なので、導入を検討している企業の先行き不安から導入の先送りなどが影響した感じでしょう。一方で回線事業者や学校関連などは先送りということもなく、ProDHCP関連は影響を受けなかった感じです。

ゴルフ練習場向けシステム関連はむしろ業績が伸びていて、ゴルフ練習場の特に受付業務の新型コロナウィルス対策などで受付の自動化・無人化の依頼や、時短営業中にシステムの改善をしておくなどの需要があった感じです。

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もはや受託仕事の割合はかなり減った状態で、元々お付き合いがあるところからの依頼や、共同研究など技術的に知見が得られる仕事だけに絞っていて、できるだけ自社製品の方にリソースを割くようにしています。

最近の悩みの種としては、ソフトウェア技術者の不足です。進めたい仕事はたくさんあるのですが、ソフトウェア技術者が足りないために先延ばしになっていることが多いのです。足りないとはいえ、ソフトウェア技術者なら誰でも良いわけではないのが難しいところで、「ネットワークプログラミングが得意な人」「マイコンやメカの制御なども得意な人」「組み込み系の開発が得意な人」が足りていないのですが、なかなかそのあたりが得意な人はいないのです。

ProDHCPの開発・構築や、回線事業者との共同研究開発など、ネットワークプログラミングをやりたい人にとってはたまらない仕事で、私も本来一番好きな仕事なのですが社長としての仕事も増えてしまい、なかなか任せられる人が足りていません。

ゴルフ練習場向けシステムではメカからソフトウェアまで全て自社開発していますので、幅広い技術に関わることができる仕事ですが、こちらも人が足りていません。

IntraGuardianなどのアプライアンス製品も、ネットワークプログラミングはもちろん、組み込み系の技術も活用できる楽しい仕事ですが、これまた人が足りていなく、ハードウェアが製造中止になることをきっかけに、本当は販売を続けたい製品も人が足りていないために人手をかけられないので、販売中止にするしかないということも起きてしまっています。

下請け仕事ではなく自社製品の開発販売をできる環境というのは技術者にとって魅力的だと思うのですが、なかなか小さな無名の会社に優秀な人は来てくれないものです。ちなみに、最初から優秀である必要はありません。上記のような分野を少しでもかじったことがあり、興味関心がある人なら楽しくやり甲斐のある仕事をこなしながら身についていくものです。興味関心がない人にとっては全く手も足も出ない仕事になると思いますが。

人手不足はともかくとして、先行き不透明な世の中でありながら、しっかりと業績を維持できたのは、当社を頼ってくれるお客様、パートナー様のおかげであり、それにしっかり応えてきたメンバー達の頑張りの結果です。すでに下期の案件もたくさん動いていますが、信頼を裏切らぬよう、しっかりと進めていきたいと思います。

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