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プログラミングでメシが食えるか!?

依頼したい人・依頼したくない人

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会社の中には様々な年齢・性格・志向・目的を持った人達がいます。家族ですら揉め事が起きるのに、赤の他人の集まりである会社で社員同士の揉め事が起きないわけがありません。そんな様子を漠然と眺めていると・・・

仕事では「依頼する人」と「依頼される人(承諾する人)」がいます。依頼する人はお客さんということもありますが、お客さんから依頼されたことを部下に依頼するのも依頼する人です。依頼される人も社員の場合や協力会社の場合もあります。この依頼と承諾の流れがスムーズにできる人は頼りにされ、できない人は孤立していく気がします。

依頼する人と承諾する人の上下関係は場合によると思いますが、会社の中で考えれば依頼する人が仕事の采配をしている場合がほとんどですので、依頼する人が上司、依頼される人が部下というケースが多いでしょう。依頼する人から「依頼したくない人」の話しを聞くことが多いのですが、要約すれば「言い訳をする人」なのではないかと感じています。

「完璧に依頼内容をまとめてくれないとできません」
「教わっていません」

依頼する立場としては、

「完璧に依頼内容をまとめる時間があるくらいなら自分でできる」
「あなたがどこまで分かっているかどうかが分からないから、どこまで教えれば良いかわからない」

と感じるのは当然でしょう。

また、依頼内容が想定以上に仕上がってくれれば問題もありませんが、そうでない場合に注意・指摘をした際に、

「最初からそう指示をしてください」
「教わっていません」

などと言われれば、

「疑問点は相談してよ」
「少しは努力してよ」

と感じることも多いでしょう。

頼りにされるタイプの人は、言い訳より先に受け止めるのだと思います。注意・指摘を受けた際に、

「はい」
「配慮が足りていませんでした」

と受け止められるかどうかで、この人にまた依頼したいと思うかどうかが変わってくるのではないかと思います。受け止める前に言い訳や反論をするから依頼したくない人になってしまうのです。

そもそも、言い訳や反論をしてなにか良いことに繋がるのでしょうか?ほとんどの場合、依頼する人は依頼内容を自分でもできたり、あるいは、他にも依頼できる人がいたりするわけで、言い訳や反論を聞いて感動をするようなことはなく、「やっぱりこの人に依頼しなければ良かった」と感じるだけでしょう。

会社では依頼する人が依頼される人より年下というケースもよくあります。人間として上か下かではなく、組織としての役職ととらえれば全く気にならないはずなのに、「年下から細かいことを言われた」という感じの気持ちになり、受け止めるより先に言い訳や反論をしてしまう年上の人がかなり多い気がしています。

実力があれば言い訳されようが反論されようが頼りにするしかなくなりますが、他の人でもできるようなことしかできない、あるいはそれすらできない人なら依頼したくなくなるのは当然でしょう。

プライドを持って誰にも負けない実力を身につける努力をするか、まずは「はい」と受け止めることを気を付けるか、どちらが簡単かといえば、私なら「はい」と受け止めることですが・・・

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