社内勉強会:RAIIとメモリ管理
前回の社内勉強会に続き、今回もメンバーU君によるC++勉強会。お題は「RAII(Resource Acquisition Is Initialization)とメモリ管理」。要するに、メモリーリークを防ぐことを言語側でどうサポートしてくれるか?というような内容だったと感じました。
良くわかっていない私が紹介しても意味がないのでやめておきますが、個人的には、「便利だとは思うけれど、相当ちゃんとそれぞれの内容を理解して使わないと怖いな」という感じでした。私自身の趣味としては、C言語のようにいかにも書いたとおりにしか動かないという言語が好きで、何をするにも自分で書かないと、というのが好みです。もともとどんなことでも使いこなしは苦手・・・というより、何かをしようと思ったときに調べないとならないのが苦手なのです。
今では私自身はLinuxでのネットワークプログラミングをC言語で、という仕事以外はほぼしませんが、受託仕事をやっていた頃は、VC++でMFCを使ったり、JavaやDBの仕事もしたことがありますが、その頃嫌いだったのが、とにかく、何かをしようとするとひたすら調べないと分からないことでした。本当は頭をアルゴリズムやプログラムの構成などに使いたいのに、クラスやメソッドがたくさんある代わりにいちいち調べないとならないというのが実にイライラしました。私の頭ではlibcくらいは頭に入りますが、C++のSTLやMFCなどはとてもじゃないけれど覚えられません。何があるかも覚えられないのに、それぞれの癖や注意点なども把握していないとダメというのは、まず私には無理そうです。
ということで、今回も内容はとても楽しかったのですが、やっぱり私には向かないだろうな、と感じたのと、優秀なメンバー達にプログラミングは任せるのが一番!と感じた勉強会でした。