息子とバンコク旅行:帰国
今朝早く、羽田空港に到着し、帰国しました。
私は二日酔いとバナナボート筋肉痛でボロボロでしたが、頼りになる息子がちゃんとスーツケースとかも運んでくれました。
さて、今回の旅行の目的は、なんとなく何をやってもそれなりにできてしまうために、無気力状態の息子に刺激を与えようということだったのですが、どうだったでしょうか。まあ、本当に結果が出るのは大人になって振り返ったときでしょう。
私から見た息子の採点では、
・何でもとりあえずやってみる
食べ物、見学、初対面の友達と交流、海水浴、バナナボートなど、基本的に何でも嫌がらず、楽しくやってみていました。バッチリです。
・外国語でのコミュニケーション
これは残念ながら、ほとんどなし。お友達も日本語での会話でしたし、買い物なども自分一人では無理。とはいえ、私が適当なタイ語・英語で会話をしても、結構何とかなるというのは感じてくれたと思います。単語を並べるだけだったり、身振り手振り指さしでも、大抵大丈夫、というのはしっかり見ていたようです。
・タイの雰囲気を感じる
これも直接タイ人とふれあう機会がないので、なかなか難しいところですが、「小さい子供に優しい」「電車の中とかでもきちんとしている」「明るい」「切符を買うときに並ぶのは平気そう」とか、いろいろ見ていたようです。
ということで、初めての海外も、行ってみれば意外と何とかなると感じたようですし、「また来たい」と言っていましたので、まずまずだったかな、と思っています。
次は、自分一人で何とかしなければならない体験をさせたいところです。インターナショナルスクールの体験入学とかもあるようなので、そんなところに参加させてみるのも良いかもしれませんね。最初は大変でも、みんなやっていることなので、やってみれば何とかなるものなのです。そして、できるようになった後は、やってみることができなかった人と大きな差ができるわけですね。
さて、私自身も今回は普段とは異なる苦労があった感じでした。宮沢さんに毎回ほとんど頼っているコミュニケーションを自分で何とかするのは、まあ、さすがに何とかなりましたが、それよりも、どういうことをすれば息子が見ていて刺激になるのか、と言うことを考えながら行動するのはなかなか難しいものでした。肉体的にはバナナボートにすっかりやられましたし・・・。とはいえ、普段それなりに運動をしていなかったら、中学生の男の子達と一緒にバナナボートに乗ったら大変なことになっていたことでしょう。。
今回はすっかりTさんとご家族の皆さんにお世話になりました。実はTさんとはまだ最初に会ってから2年くらいです。最初の頃は宮沢さんがTさんと飲むのにお邪魔させていただいていたくらいで、直接的な仕事のつながりもありませんでした。それでも、毎回飲みながらいろいろな話で盛り上がり、今では仕事も一緒に立ち上げようと頑張っていますし、こうやって家族ぐるみの交流もできるようになりました。私は基本的にパートナーさんでもお客さんでも、よい意味での「お友達」になりたいと思っています。表面的な、事務的なお付き合いでよい仕事ができるとは思っていないからです。相手のことを好きになれれば、よい仕事ができる可能性が断然高くなります。「お友達」になるためには、このブログもそうですが、自分のことをまずさらけ出しますし、相手のことも深く知りたいと思うようにします。会話でも「はいはい」と聞くだけではなく、きちんと自分の考えも伝え、時には議論になったりしながらお互いを理解していけるものです。もちろん、相手への気配りも大切ですが、今回のように頼らせて、甘えさせていただくことも大切だと感じています。人付き合いは「Give and Take」です。与えるだけでも、もらうだけでも長続きしないものです。「お互い、いっしょに」というのが大事だと思っています。
そんな人付き合いの基本も、おそらく一緒にいた息子も感じてくれたことでしょうし、むしろ息子こそ、初対面の二人のお友達と仲良くなることができていましたし、そのあたりは上手にやっているのかもしれません。
かなりお金も時間も使いましたが、いろいろな機会を与えてあげることができるうちに、これからも一緒に世界を歩いてみたいものです。
さて、私は今週土曜日からまたバンコク出張。また2週間休みなしですが、大きな話も立ち上がってきつつありますので、しっかり頑張らねば!