経営者同士の横のつながりは得がたいもの
オルタナブロガーには中小企業の経営者が意外と多く、最近はブロガーミーティングが定期開催されなくなったにもかかわらず、実は結構つながりがあったりするのですが、経営者同士のコミュニケーションは、とても有益なものなのです。
基本的に経営者は会社の中では愚痴れる人もいませんし、悩みを相談するのも難しいことが多いものです。もちろん、業務の相談はいくらでもメンバー達とできますが、経営者としての悩みはなかなかそうはいきません。
そんなときに、業種・職種などは全然違っても、同じような境遇にある経営者同士は愚痴を言いやすく、また、相談しやすいものなのです。
もちろん、経営者は芯がしっかりしていなければなりませんから、相談したからといってころころ考えを変えるわけでもないのですが、それでも人間ですから、たまには愚痴りたくなったりもするものです。
お互い、元気なときには励ます側になりますし、悩んでいるときには愚痴る側にもなります。特に利害関係があるわけでもないつながりなのですが、ちょっとしたことでメールをいただいた際に、「実は最近こんなことで大変でして・・・」とか雑談を添えてお返事したりすると、いろいろとアドバイスをいただけたり、励ましてもらえたりするだけで、とても気分的に救われることも多いのです。
こういう関係を作っていけるかどうかのポイントは、自分の弱いところも出せるかどうかなのかな、と思っています。メンバーやお客さんに対してはあまり弱いところばかり出していてはまずいことも多いのですが、横のつながりの場合は弱いところこそいろいろと教えてもらえる部分でもあるわけです。
そんな関係がたくさんあるのは、私の宝物ですねぇ。あれ?ついこの間も宝物ということを書いた気が・・・この記事でした。宝物がいっぱいあって幸せ者ですね。