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プログラミングでメシが食えるか!?

仕事は「大事にしている人の役に立てていること」が一番のやりがいなのかも

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今日は弊社の仕入れ先でもあり、販売店でもある会社の方が来社してくれました。以前もこのブログで書いたと思うのですが、取締役のMさんとは、メールの履歴によれば、1999年頃からのお付き合いのようです。たまたま、Mさんがテレホンセールスで私に電話をかけてくださり、そこからメールベースでの情報交換が始まった感じですが、その後、私がPCなどを仕入れる際にMさんにお願いするようになりました。ちょうどMさんの会社が秋葉原にあった頃で、私がよく秋葉原に買い物に行くとお話ししたら、「是非寄ってください!」とお返事をいただき、図々しく本当に押しかけたところ、歓迎していただいたあたりから交流が深まった感じです。当時はまだMさんは威勢のよいお兄ちゃん(失礼!)、という感じでしたが、今では取締役ですからねぇ・・・。

今日の話題の中で、私が最近何度かブログで書いた「切れる」という話題で少し盛り上がりました。Mさん曰く、「切れちゃ駄目と思っていても、切れちゃうんですよ。最近2回切れました。自分が若い頃に苦労して取引できるようになったお客さんから、このような対応では今後のお取引は難しい、と言われたときは切れました!」と。

若い頃は、自分が気にかけなければならない事業も組織も小さく、きめ細かい対応ができるものです。しかし、徐々に立場が上になるにつれ、メンバーに任せて行かざるを得ないことも増えていきます。しかし、メンバーが自分と同じような対応をお客さんに取ってくれるとは限りません。お客さんと良好な取引関係を築くことはとても大変なのですが、そんな経験もないようなメンバーに任せなければならないことだってあるのです。

私自身も、以前から何度もそういう経験はしてきて、基本的にはメンバー達に、「自分のお客さんは自分で見つけろ!」と言ってきました。自分で開拓したお客さんのことは、間違いなく大切にするものです。自分が大事にしたいお客さんの仕事をできるのは、実はとても幸せなことなのかもしれません。誰かが築いたお客さんとの関係を引き継ぐ方が楽かもしれませんが、なかなか心から大事にしたいという気持ちになるまでは時間が必要だったりするかもしれませんので。

結局仕事は「大事にしている人の役に立てていること」が一番のやりがいなのかもしれませんね。どうせやるなら「心のこもった仕事」をしたいものです。

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