MacBookAirのVM環境でラックマウントサーバを使う製品の構築・動作環境を実現
明日からバンコク出張で、その前に先日ソリトンシステムズからリリースした「Smart BigCache」の構築・確認環境を新調したMacBookAirで作っておくことにしました。
普段はラックマウントサーバ内で動かしているVMで行っていた作業です。まあ、バンコクからでもVPNで入れるのですが、回線事情が悪いのと移動中や電波が届かないときに困りますので・・・。
新調したMacBookAirはSSD(512GB)もRAM(8GB)も余裕ができたので助かりました。前の状態ではまず無理。。
左が構築環境。ここでビルドしたりブート用のUSBメモリーに書き込んだりします。これは普通のLinuxを入れたようなものです。
右が実験環境。VMでUSBブートLinuxを起動して、ブートの確認をします。こちらは少々工夫が必要です。
VMWareはエミュレーションしているBIOSが古いらしく、USBから直接ブートすることができないようで、それはラックマウントサーバでも既に経験していたので、最初からPlop Boot Managerを使うことにします。これを使うとUSBからでも簡単にブートできます。
ちょっと引っかかったのが、USB3.0でした。新しいMacBookAirはUSB3.0対応で、USB3.0のUSBメモリーを差すと当然USB3.0として認識されるのですが、これがVMWare FusionなのかPlop Boot Managerが原因なのかよくわかりませんが、うまく認識できないのです。。
VMの設定でUSB3.0にするとPlop Boot Managerで見つからず・・・
USB2.0にするとVMが警告を出し、いずれにしてもブートできませんでした。書き込み側のVMではUSB3.0でそのまま使えたのでちょっと不思議なのですが、あまり時間をかけても仕方ないので・・・。
まあ、USB2.0のHUBを間に入れればUSB2.0として問題なくブートできるのですが・・・。
こんなコンパクトな環境で構築・確認ができるようになりました。プログラムのビルドはもちろん、カーネルやドライバのビルドもできますし、そのままブート用のUSBメモリーを作ったり、簡易的にブートの確認をしたりと、実に便利です!
すでにタイ向けのi-Captureやi-Switchの構築環境は他のVMで用意してあります。Windows環境もVMで入れてありますし、、この1台で何でもできますねぇ。。