iPhone5のバックケースを交換してみた
先日旅行先でランニングをしたときにiPhone5をジャージのポケットから落下させ、バックケースが傷だらけになったのですが、とりあえずバンパーを装着してごまかしたものの、やはり大きくなるのと重たいのが気になり、結局バックケースを交換してみることにしました(単にやってみたかっただけなのですが)。
実は恥ずかしながら、iPhoneの分解は初めてでして・・・。飲んで帰宅して23時前から始めるかどうするか悩んだのですが、まあ、やってみることにしました。
まずはフロントパネルを外しますが、ネジはドックコネクター脇の星形ネジ2個だけです。あとは吸盤で引っ張りますが、、結構強く引っ張る必要があります。分解道具セットに小さな吸盤がついてきました(写真の上の方)が、これでは無理です。熱帯魚水槽のパイプを止めておくための大きめの吸盤で開きました。上側はフレキシブルケーブルが3本つながっているのでいきなり全開にすると壊してしまいます。
あとはひたすらネジを外したり、両面テープでくっついているものを剥がしたりしていけば全部の部品が取れます。詳しくは検索すれば結構情報がたくさんありますので、参考にしながらやるといいです(近視+老眼だとPCの画面と細かい部品の両方にピントが合わないので、メガネをかけたり外したり・・・)。1度やれば様子がわかるので簡単ですが、最初は結構苦労するかもしれません。ネジの種類も多いので、分解道具セットについていたネジ置き台は便利!右下のフレキシブルケーブルの部品が一番破損しやすいと思いますので、剥がすときにはピンセットを使うなどして十分気をつけて作業します。
あとは外した部品を新しいバックケースに移植していけばOKです。が、ネットショップのバックケースの商品写真にはカメラレンズとフラッシュレンズはつい ているのに、届いたものにはついておらず、これも移植しなければなりませんでした。この時点で既に1時頃で、今さら諦めて戻すのは悔しいので・・・接着されていて、いったいどうやって外すのか?と困ったのですが、結局ピンポンチなどで軽く叩いて剥がしました。少し枠に傷がつくので、これは部品を一緒に買っておくか、付属している商品を選ぶ方が良いかもしれません。
まあ、なんとか全部移植しました。小さい部品が多いのでピンセットは必須です。ピンセットは良いものを使いましょう!
ケーブルを接続し、動作確認して問題ない状態でホッとしたのですが、実はスケルトンケースなので両面テープを汚く剥がしたところなどが見えてしまい、一度組み上げてからまた分解して少し綺麗にしてやり直しました。
まあ、すんなり進んだとして大体2時間くらいです。よくこれだけ細かい部品・ネジが多いものを量産してますねぇ・・・。
途中で風呂にも入ったので、すでに午前4時前ということで、ブログ更新は諦め、寝ました。ということで、このブログは遡り更新です。。
ひっくり返すとスケルトン!なかなかインパクトがあって良いかもしれません。とはいえ、オリジナルはアルミの削りだしでしたので、プラスチックはさすがに安っぽい感じもします。なぜスケルトンにしたかというと、スケルトンが安いからでして。。スケルトンで大体5000円前後、アルミになると1万円〜1.5万円くらいもします。できるかどうかわからないのに1万円は怖いので、まずは安いスケルトンにしたのでした。「まずは」ということは「またやるのかい?」という感じですが・・・。まあ、軽くて傷も気にならず、これはこれで良いかもしれませんが。バイブレーターが動くととてもちゃちな感じになります。
苦労したカメラ・フラッシュのレンズ。よく壊れずに移植できたものです。ちなみに、カメラユニットは隙間にはめ込んである感じで、ネジで固定しているわけではないのです!
スイッチやSIMトレーも透明部品が付属してきたのですが、多少加工が必要と書かれていたので、時間節約で元のものをそのまま使いました。
ドックコネクターやスピーカーのあたりも両面テープが多用されていて、剥がすのは結構苦労しました。
iPhone5のバックカバー交換はかなり面倒です。落とさないようにするか、バンパーやケースで保護しておくのが結局安上がりですが、分解組み立てマニアとしてはかなり楽しめる素材ですね。パーツもかなり売られていますし、失敗しても何とかなる気がします(結構パーツ代は高いですけど)。
小さなネジばかりなのですが、意外とネジの材質は柔らかく、なめやすいので、良いドライバーを使うのがコツです。ところが、海外製の良いドライバーは磁化されていないものが多いので、作業は面倒になります。結局安物の磁化されているもので仮締めまでして最後は高級ドライバー、という感じでやりました。
気が向いたら?次のブログで道具の紹介とかを書くかもしれません。。寝不足です・・・。