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プログラミングでメシが食えるか!?

パッケージ販売はハイリスク?

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今日は朝から外出なのですが、メンバーの種田君から、永井さんの『第32回 朝カフェは、平野さんの「 No.1獲得の秘訣と罠」。実体験に基づいた「ベンチャーがNo.1になれない五つの罠」は圧巻 』の記事を紹介するメールが社内メーリングリストに飛んでいました。私もその通りだと思うのですが・・・少し気になる点もあり、こんなコメントを流しました。iPhoneで打った内容なので文章がイマイチなのはご勘弁ください。

「まあ、書いてあることは良い内容なのだけど、最初の泥臭い所をすっ飛ばしている気がするな。
まずは、食わないとならないのと、会社を潰さないことという土台がないと。
理想は高かったけど、数年で潰れた会社を沢山見てきたよ。
もちろん、我々はその段階は超えたと思っていて、ますます書かれているような方向を目指しているわけだけど、土台のことを忘れてはならないね。

まず見せる、は賛成。とは言え、好き勝手に作ってもだめ。日頃から沢山ニーズを聞き、予想することと、相談されてすぐにプロトタイプができればそれでもいいぬ。うちの得意なやり方。」

という感じです。イケイケでチャレンジすることも大事ですが、しっかり土台を固めることも大事だと思っています。

ちょうどこんな話題を社外の知り合いの方とやり取りしていたら、こんなことを聞かれました。

「弊社幹部は、パッケージ製品はリスクが高いと考えています
売れなくなった時に立ち行かなくなり潰れる会社は沢山みてきたようで。
たぶん受託開発は儲かりもしないが潰れるリスクも少ないと考えてますね。
まずは未来永劫存続しうる会社!!
10年後の経営層を育てるよう、選抜メンバを集め投資をはじめています。
社員と家族はそれなりにいますから潰す訳にはいきませんから。

個人的な疑問ですが
NCADは小俣さんがいなくなっても存続しますかね?
ベンチャー系は未来永劫存続を意識していないものですかね?」

iPhoneで返答した内容のように、私は、「会社は、まず存続し続けるための土台が必要」と考えていますし、ダメだったら潰せばいいとは全く考えていません。

また、パッケージ販売はリスクが高いのか?という点に関しては、

「うーん、パッケージはリスクと共にメリットも大きいのですけどね。
パッケージ販売していると、受託ではつきあえないような数・質のお客さんと、つきあえますから、情報がたくさん集まるのです。それでまた次を考えればいいだけで・・・。」

と答えました。

会社規模・経営方針・立場など、様々な要因で、いろいろな考え方があると思います。が、私は「とりあえず、いろいろな人のやり方を知り、自分に合うと思ったらどんどんやってみる」という考えです。もちろん、土台はしっかり確保、ですけれどね。

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