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プログラミングでメシが食えるか!?

忙しい時ほど、先に向けた取り組みを!

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早いものでもう3月です。年度末に向け、それぞれの仕事は仕上げの時期になっている感じです。この下期は社内全体が非常に忙しい状態で、IT事業部は製品・受託開発ともに大忙し、特機事業部はゴルフ練習場向け製品の設置が平行して数カ所と、近年まれに見る忙しさです。

こんな時に注意しなければならないことは、忙しいからと仕事が雑になってしまいがちなことや、間に合うかどうかが心配、ということではありません。

「次に向けた種まきをしっかりすること」

です。目の前の仕事だけでも大忙しなのに、先のことなどやっている暇などない、と思いがちですが、目の前の仕事に集中してしまうと、その仕事が終わったとき、次にやる仕事がない、という状態になってしまうものなのです。会社が、忙しい時だけ給料が出るという組織ならいいのですが、忙しくても暇でも給料は出さなければなりません。しかも、ある期で大きな利益を出しても、税制上、利益はたくさん税金で持っていかれますので、貯めておくこともそんなに簡単ではないのです。結局、コンスタントに稼ぎ続ける必要があるのです。しかも、変化の激しい世の中ですから、現状維持などを考えていては業界に取り残されます。常に先を見た動きをしておかなければ、維持すらできないのです。

今日は朝から来期の大きな仕事の打ち合わせに行ってきました。もう長いことご一緒しているお客さんですので、当社でなければ実質的にはできない内容でもあり、当社としてもやりがいのある仕事で、またとても楽しみなのですが、こういう打ち合わせも、忙しいからと先延ばししていては立ち上がらなくなってしまいます。

製品関連も、現状は、不正接続対策システムのIntraGuardianシリーズ、高性能DHCPサーバのProDHCPProDHCPv6回線遅延シミュレータのEthdelayシリーズなどを中心に、順調に販売も続いていますし、先に向けた相談もたくさんいただいていますが、製品もそのままで売れ続けるものではありません。機能UPや、低コスト対応など、様々なチャレンジを続けていなければ、他社が同じようなものを出してくるかもしれませんし、ひょっとしたら、世の中の変化により必要なくなる製品もあることでしょう。新しい製品の開発は長い時間がかかりますから、日頃から地道に準備を続けなければなりません。

基本的に、先を見た行動をすべき立場の人は、やはり上の立場の人たちです。多くの人脈などからたくさんの情報を得ているはずですし、社内の様子も把握できていて、次にどうすべきかを考えることができるからです。上の立場の人が目先のことだけをやっているようでは、先がとても心配です。

私自身も、このところプログラミングの仕事だけで2〜3本同時にやっていますが、半分以上は先に向けた内容です。仕様通りに作るような仕事は、余程私がやった方が早いとかの理由がない限り、自分ではやらないようにし、先に向けて試行錯誤が必要な仕事を自分でやるようにしています。ほとんどの仕事は、先に向けたものであっても、自社だけで完結するものではありません。共同開発や、あるいは販売店さんとの連携などと、開発作業をかみ合わせながら進めるものです。複雑な内容も明確に判断しながらすすめなければならないので、プロトタイプ的なものほど自分自身でやるべきと取り組んでいます。

頭が疲れ切って口も聞きたくないほど忙しいのですが、様々な先に向けた種が芽を出しつつあり、今しっかり踏ん張って、立派な花を咲かせなければなりません!

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