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プログラミングでメシが食えるか!?

ロードバイク:SPDペダルの選択

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今日はサイクリングには行けない感じなので(家族の手前・・・)、ロードバイクのペダルの話題でも書いてみましょう。

ロードバイク用のビンディング・ペダルといえば、シマノだとSPD-SL、他にルックなど(変わったものではスピードプレイとか)がよく使われます(というより、メーカーがそういう組み合わせを推奨している?)が、その手のビンディング・ペダルを使うためには、巨大なクリート(シューズの底につける留め具)をつける必要があります。ロードバイク用のシューズやクリートは、基本的に道を歩くことはほとんど無視しているようで、つま先の方が踵より高くなってしまったり、クリートがどんどんすり減ったりと、歩くものではない感じなのです。その代わり、ロードレース向けに軽量でスマートなデザインのシューズがたくさんあります。

一方、マウンテンバイク用のビンディング・ペダルは、シマノのSPDがよく使われるようですが、歩くことも考えてあり、シューズは踵の方が高いとまではいかなくても、水平くらいにはなり、さらにクリートは直接地面に触れない感じに装着されます。基本的にマウンテンバイク用、つまり山とかで悪路を走行するイメージがあるので、シューズはごつくて、重たい感じのものが多く、色もダーク系が多いのです。ビンディング・ペダルも泥などが詰まらないように、まさに金具だけという感じのものが多くあります。

私の場合、自転車に乗って買い物とか食事、あるいはカメラ撮影などもすることを考えると、やっぱり歩きやすい方が良いということと、普通のシューズでも乗れるように、ロードバイクを購入するときに、PD-A530という、片面がビンディング、片面がフラットなペダルを購入し、シューズもSPD用を購入しました。ところが、実際に乗ってみると、ビンディングなしで乗ることはまずなかったので、PD-A530である必要がなくなり、昨日、PD-A520に交換してみました。その比較をしてみましょう。

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左がA520、右がA530です。かなり大きさが違いますが、A530は裏面が普通のシューズ用になるために、大きいのです。ビンディング金具自体は同じです。

P2
横から見ると・・・

P3 P4
シューズもはめてみるとよくわかるのですが、A520はビンディング金具以外に面でも接触しています。A530は金具の付近だけが接しています。この差が、踏み込むときの安心感の違いになる、と言われています。

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どちらも中古なので、傷だらけですねぇ・・・。まあ、実際A520がどのくらいシューズ底のブロックパターンで踏んでいるかは微妙な気もしますが、確かにかなり違う感じです。もっとも、マウンテンバイク用のSPDペダルは本当に金具だけのデザインのものもありますので、実際は金具だけでも十分なのかもしれません。さらに・・・実はビンディング・ペダルを使う上手な漕ぎ方は、踏むより引く方が疲れにくく、あまり踏むパワーは関係ないのかもしれません。とはいえ、SPD-SLの方はシューズとペダルの接触面積も広く、さらにがっちり固定されますから、大事なことなのかもしれませんが・・・。
個人的には、そういうことよりも、デザインがロードバイクに似合うスマートな感じなのと、車体を傾けたときに地面にペダルが引っかかりにくいことの方がうれしい感じです。

P7 P8
大きさがこれだけ違えば、重さも結構違います。軽い方が漕ぐのは楽だと言われています。実はさらに軽くてグレードも高い、PD-A600というモデルもあるのですが、グレーっぽく塗装されていて、間違いなく使っていると剥げてくると思うのと、中古で見つからなかったので・・・。

P9
良いことばかりのA520と言いたいところですが、ペダルだけの状態での角度がちょっとイマイチです。SPD-SLだとこういう状態から上を蹴ってそのままはめ込む感じで良いのかもしれませんが、SPDはもう少し垂直でないと、蹴った後に金具の位置を合わせにくい感じです。

ということで、A530を選択する価値としては、やっぱり普通のシューズで乗ることだけではないかと思いますし、ロードバイクに普通のシューズではあまり乗らないと思うので(ビンディングがある方が確実に楽に走れます)、A520かA600の方が良い感じですね。

ところで、すぐ上の写真で、チェーンリングが、アウター52T、インナー38Tで、でも実はクランクはPCD110mmのコンパクトクランクなので、上り坂での辛さを考えると、インナーを34Tくらいまで小さくしたいところですねぇ。バランス的にはインナーを34Tにするなら、アウターは50Tくらいなのですが、両方買うと高いのと、アウター52Tは追い風の時の最高速度はやっぱり伸びがいい気がするので、インナーだけ交換してみたいところです・・・。大きさの差が大きくなるので、変速は大変そうですけどね。とにかく38Tではとてもじゃないけど、上り坂は私には無理です。お金がかかる趣味ですね。。

ところが、調べてみるとリアディレーラーのキャパシティの関係で、アウターが52Tのままだと、インナーは36Tまでみたいですね。。

52+28=80
38+11=49
必要キャパシティ:31

RD-6700-SS(私のについているもの)
    トータルキャパシティ:33T    36T(アウター52Tとして最小のインナー:以下同様)
    フロント・ギア羽数差:16T    36T

ディレーラーの一部の部品を交換して、GSタイプ(本当はフロント3段用)にすればワイドレンジ化ができるのですが、いずれにしても余計なお金がかかります。。

RD-6700-GS
    トータルキャパシティ:39T    30T
    フロント・ギア羽数差:22T    30T

うーん・・・。

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