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プログラミングでメシが食えるか!?

「フレームワーク使いこなしブック」を読んで

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先日のブロガーミーティングでいただいた、「フレームワーク使いこなしブック」吉澤準特著を読んでみました。

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フレンドリーなイラストや構成とは裏腹に、実は結構バリバリのフレームワーク満載本です!

私の会社ではMBA取得の企画担当の方にちょくちょくMBA(Mini Business Administration ?)を開催してもらい、社員教育や事業企画のヒントに、このようなフレームワークを教わってきましたが、まさにそれらが幅広く網羅された本です。

個人的には、読みやすくて良かったものの、
・パン製造会社というのが少し馴染みにくかった
 IT企業の方が分かりやすかったかな、という感じ。
・あまりにもたくさんのフレームワークが登場するので、読み終わった時点で頭に残っているのは、結局元々知っていたものかな・・・。
という印象がありましたが、フレームワークネタで困ったときにはこの本を開けば大抵のものは出ている、という感じですし、一度読んで終わりではなく、必要なときに、必要なところを読むのが良いかな、と感じました。

しかし、コンサルタントは、これらのフレームワークがバッチリ頭に入っているのですかねぇ。企画担当の方は何かの話題になると、「ああ、それはちょうどこんなフレームワークがあてはまり・・・」という感じの話の流れになりますし、友人の問題解決のプロも、そんな感じでしょうか。

私は意外と自分自身の経験から考えることが多く、「ドジっ娘リーダー奮闘記」もそんな感じでまとめましたが、実は同じような考え方が多い気がしています。ということは、最初からフレームワークをいろいろと知っていれば、試行錯誤することなく、すんなりと物事が理解できる可能性もあるわけで、理屈好きの人はその方が良いのかも知れませんね。私は痛い目に合わないとなかなか分からないのですが・・・。

ということで、幅広いフレームワークを一通り知っておきたいという人や、何かを考える時にどんな考え方があるのかを辞書的に調べたい方に向いた本だな、と感じました!

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