オルタナティブ・ブログ > プログラマー社長のブログ >

プログラミングでメシが食えるか!?

ブロガーズ・ミーティング@シトリックス-PCの仮想化。何が変るのか? に参加しました

»

今日は、ブロガーズ・ミーティング@シトリックス-PCの仮想化。何が変るのか? に参加しました。当社メンバーの山本君が「オープンソース徹底活用 Xen3.0による仮想化サーバの構築」を執筆していたこともあり、オルタナブロガーではないのですが、当社メンバーの二人も参加させていただきました。もっとも、不正接続検知システムIngraGuardian2関連の仕事が忙しく、懇親会からの参加になってしまいましたが。

今回、あらためてXenApp,XenDesktop,XenClientの説明をきちんと聞くことが出来、Xenといえば、XenServerのことしか頭になかったのですが、だいぶ理解できました。とは言え、それらの詳細のことを私が説明しても正確性があてにならないのでやめておきますが。。

個人的に感じたことを書いてみます。

まず、サーバの仮想化だけでなく、クライアントの仮想化もいつの間にかかなり進んでいるのだなぁ、というのは、説明やデモを見せていただいて実感できました。

一方、テクネコ加藤さんが、「仮想化は技術的にいいかもしれないけど、経営的にはどうなんだろう?かえってコストがかかる気がするけど・・・」という突っ込みをしてくれたのですが、私も同感で、大手さんのようにある程度の初期投資に耐えられる企業は良いかも知れませんが、中小企業では一気にまとまった投資は難しいものです。管理が楽になるといっても投資するかといわれるとなかなか難しい気がします。サーバの仮想化はメリットがコストを絡めてもわかりやすいのですが、クライアントの仮想化はこの点が少し難しいです。

また、個人的に疑問だったのが、クライアントの仮想化と、リモートデスクトップの明確な違いです。技術的にはもちろんいろいろあるのはわかるのですが、ユーザの視点からでは、ほとんど同じように見えると思います。この点は懇親会でシトリックスの方に尋ねたのですが、やっぱりあまり技術を絡めないとなると説明は結構難しいようです。

なかなか新しいモデルはユーザへの説明も難しいのだろうなぁ、と感じましたが、技術的にはクライアント側の技術としても想像以上に進化していて、ビジネスモデルも今後いろいろ変わっていくかも知れないなぁ、と漠然と感じたのが正直なところですが、同時に、ますます自分としては得意分野を深めて勝負していかないとソフト関連ビジネスも厳しくなるだろうと感じたというところです。

最新の仮想化事情を垣間見るきっかけをいただき、シトリックスの大古さんをはじめとした皆様に感謝です!

懇親会ではいつものミーティング同様、皆様と楽しい情報交換ができ、当社メンバーもその雰囲気を感じられたのはとても良い刺激になったことでしょう。

飛び入り参加メンバー

山本君のブログ

種田君のブログ

Comment(0)