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本を読もう:『キラーウェブ:儲かるウェブの裏側』

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本を読もうの2つめとして、オルタナブロガーでもある前野さんの「キラーウェブ 儲かるウェブの裏側」をご紹介しましょう。先日前野さんのブログを拝見していて、一発目のブログに本書の紹介があり、Amazonで取り寄せてみました。実はいっしょにもう一冊も取り寄せたのですが、それは読んでからご紹介しましょう。

キラーウェブ 儲かるウェブの裏側
前野 智純 著
株式会社翔泳社
ISVN978-4-7981-1429-3

前野さんのこのブログで、一番と二番以降の違いについて語られています。私もまさにその通りと感じていて、特に今の情報化社会では「Winner take all」なんだと感じています。本書ではそんな成功した企業のウェブビジネスを紹介しています。

ほんの数年前まではネットでビジネスなんて・・・と考えられていたのが、ホームページやEメールが当たり前になり、ネットで売買なんて・・・と思っていたら、いまどきネットショップやネットオークションはごく当たり前の時代になっています。ネットの特性を活かしたビジネスができるかどうかがポイントということで、本書ではとにかく成功事例を見なさいという感じでどんどん紹介しています。

実際にこれらの成功事例を見て、多くの人は、成功したから何とでも言えるよねぇ、とか、同じことをやってももう意味がないと考えることでしょう。本書が一番言いたかったのは、方法論ではなく、取り組み方、意気込みを感じて欲しいということなのではと感じました。各社それぞれビジネスモデルも何もかも違いますから、同じやり方はまずうまくいかないと思います。ポイントは「うちならどうするか?」を考えることでしょう。考えるために必要なヒントや、背中を押してくれる応援を本書から得ることができると思います。

アピールというのはネットビジネスだけではなく、実は個人のレベルでも同じものだと思います。いまや時代は企業の時代から個人の時代に変化しつつあり、個人がどれだけ自分の思いを表現できるかによってビジネスも大きく違ってくる時代だと思います。単に、ネットビジネスが向く分野ではこういう成功事例があるのね、で終わらせるのではなく、「それなら自分はどうするか」を考えることが大切だと思います。成功事例を読めば読むほど、会社としての取り組みももちろんですが、それを支えているのは実は担当者の熱い思いだということが分かると思います。

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