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本を読もう:『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』

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本当は昨日書こうと思っていた「本を読もう」シリーズですが、『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』という本を紹介しましょう。

幹部に年収1000万円を払う会社になろう
北見 昌朗 著
PHP研究所
ISBN978-4-569-70597-2

何冊か本をまとめてAmazonで購入するときに書名が面白そうで購入してみた本です。著者の北見さんは賃金の実態を探るべく、独自にデータを集められていて、「ズバリ!実在賃金」としてまとめた方だそうです。政府から公表される民間賃金情報はどう考えても高すぎと感じている方は多いと思いますが、そのあたりを本書では丁寧に説明してくれます。

実質賃金をベースに、企業としてどのような賃金体系を作ればよいのか、何に気をつけるべきなのか、どのくらいを目指すべきなのかなどを丁寧に解説してくれているのが本書です。

個人的にはどうすれば「幹部に1000万円支払う会社になれるのか?」の方に興味があったのですが、世の中、特に中小企業の実態はこうだ、というデータから、それならこういう状態にしよう、目指そう、という感じの本です。熱い本ばかり読んでいると逆にこういう本も新鮮だったりします。

ということで、こう感じた!ということもあまり書けないのですが、世の中こんな感じだ、ということは良くわかりましたし、給与体系の作り方・考え方などもとても勉強になりました。

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