ホームページデザイン
今日は会社のホームページの写真の入れ替えのために、自分のカメラを持参し、写真撮影に励みました。もともと私は一時期30台くらいカメラを集めていたくらいカメラ好きなので、写真撮影は好きなのですが、ホームページ用となるとなかなか難しいものです。
製品など対象が明確な撮影は見栄え良く写せば良いだけなので比較的簡単なのですが、企業イメージや、サービス、ソフトウェアなどを写真で表現するのは非常に難しいものです。
広報担当のY君と一緒にあれこれ撮影して、Photoshopなどを使ってイメージを編集していきました。途中他の仕事の対応などをしながらですが、結局朝からスタートして夜になってようやく何とか入れ替えを終えました。
イメージを視覚化するという作業では、どうしても個人差があり、私とY君でももちろん感性が異なりますので、なかなか意見はまとまらないものなのですが、こういう作業をビジネスにしているプロはセンスの良さと共にニーズを引き出すテクニックもすばらしいのでしょう。
私自身は最近全く更新している暇がないのですが個人ページを1996年頃から公開し続けています。が、まったくデザインを気にせず、情報を公開することだけに専念してきました。その割り切りにより、今では呆れるほどのコンテンツボリュームを誇るのですが、私も実はもともとデザインに無頓着だったわけではありません。新卒で仕事を始めた頃はCADシステムの開発をしていましたが、ユーザインターフェースのデザインには相当こだわりがありました。それがいつの間にかデザインより中身だという感じに変化したのは、間違いなくいろいろな意味で余裕がなくなったからだと思います。デザインは試行錯誤や想像力を働かせる必要がありますので、時間的・精神的に余裕がないとなかなかやる気がしないのです。仕事上での立場が上になるに従い、どうしても自分がやらねばならないことを選択し、それ以外はメンバーに任せることをしないと追いつかない状態になったため、デザインにこだわるような部分も任せてしまうようになったのです。
今では仕事も会社もイメージがとても重要視されます。ホームページの印象一つで会社の印象が左右されてしまうほどの時代です。Y君のようにデザインにこだわるメンバーに恵まれたおかげで会社のホームページやカタログなどは良い状態を維持できていると思いますが、中身よりまずは外観というのはどうなんだろうと考えるのは私がおじさんということなのでしょうか・・・。