仕事で最も重要なこと

先週後半は夏休みを取り、家族で日光に行ってきました。私が非常に体調が悪い状態だったのですが、2泊3日で戻る頃には何とか復活した感じです。奥日光の温泉に泊まったのですが、日中でも20度前後、朝晩はかなり寒いくらいで、快適と言いたいところですが、私は体調が悪かったので寒すぎでした。今となってはもったえない・・・。

さて、早いもので9月に入り、IT部内でのチームリーダーとのミーティングなども行い、今後の方針の意識合わせなどを行いました。ついでにリーダーに対するアドバイスなども行いましたが、その話題でも少し書いてみます。

「仕事で最も重要なこと」というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょう。私の答えは間違いなく「信頼」です。私自身がここまで仕事をそれなりにうまく続けられた最大のポイントは、ネットワークやプログラミングの知識が多少あったことではなく、信頼を裏切らなかったことだと思っています。上司から依頼されたことや、お客さんから相談を受けたことなどを、
・すぐにやる
・すぐにできない場合でも、内容の確認と共にいつまでにやるとすぐ伝える
・漏れなくやる
ということを、かなり完璧にやってきた自信があります。そのおかげで周囲から信頼され、任されてきたのだと思います。当たり前のことのように感じますが、実際はこれができていない人が多いのだと感じています。

依頼する立場になると分かるのですが、ちょっとしたことであっても、依頼した側、相談した側は意外ときちんと記憶しているものです。多少なりとも困ったから依頼したはずで、当然なのですが、それに対する反応が鈍いととても心配になり、イライラするものです。すぐに反応してあげるだけで安心感が全く違うのです。手が空いてからで良いから、といわれてもすぐに反応だけはしなければなりません。「あの件はどうなったの？」と相手に聞かれるようでは全く駄目です。引き受けてから仕上がるまで「ほうれんそう」をきちんと行えば完璧です。

よく、「なかなか信用して任せてもらえない」と愚痴を言う人がいますが、本当に相手が心配性だったり疑い深い人というのが原因かどうかは怪しいものです。実は自分が信頼してもらうための基本行動を見せることができていないためではないでしょうか。あらためて「あの件はどうなった？」と聞かれたことが思い当たるかどうか、振り返ってみてください。

もう一つのポイントが、「継続」です。これはまた今度続きを書きましょう。