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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

「卑しいやり方はしない」という判断

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同社は、成果主義を導入していない。「ニンジンを目の前にぶら下げてより速く走らせようとするのは卑しいやり方」と稲森氏が考え、導入に反対したからだ。(p65)
― 『超「不機嫌な職場」』 週刊ダイヤモンド 2008/05/17

同社とは京セラのこと。「卑しいやり方はしない」という判断にはハッとさせられます。「そうだそうだ」と感じる人も多いのでは。

しかし成果主義でないということは、成果をあげても責任が重くなっても、(短期的には)報酬が上がるとは限らないということ。このような組織においては、個人もまた卑しからぬ態度で仕事に取り組むことが求められています。

「リーダーになること自体が名誉であり、その使命をまっとうし、さらなる重責を任せられることに喜びを感じるという風土を培っている。何度かのリーダー経験と実績が評価され、昇格というかたちで、報酬はあとからついてくる」
-同上

Comment(2)

コメント

cyberoptic

確かにこうした風土を醸成できればいいのかもしれませんが、正直に言えばどことなく怖さも感じます。
昇格という形で報われる、というのは、いわゆる会社に貯金をしている状態で、しかも報われなかった時の責任は自分で取るしかないという、誰かに都合のいい話な気もします。

cyberopticさん、こんにちは。
『リーダーになること自体が名誉』という価値観で働いている場合、仕事によってすでに報われています。ですから貯金をしている、つまり後から利子を付けて返してもらおう、とは思わないでしょうね。
そういった状態にどことなく怖さを感じるというのは、分かる気がします。

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