オルタナティブ・ブログ > ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 >

エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

Twitterバブルは膨らみ続けることができるかなぁ

»

 Twitterの情報流出事件についてはITmediaの記事にもなったし、新倉さんも「Twitterの情報流出=クラウドは危険じゃない、その前にやるべき簡単なこと」というエントリーで取り上げているが、その流出した資料にあった数字のほうもあちこちで話題になっているようだ。

 2009年2月のTwitterの財務予測内部資料に、

2009年:ユーザ数 2500万人
2010年:ユーザ数 1億人(成長率300%)
2011年:ユーザ数 3億5000万人(成長率250%)

というのがあるそうだ。

 さっそくeMarkterが「The Inside Numbers on Twitter 」として取り上げているがさすがにこの高成長率には首をかしげている人も多いようだ。
 「ハーバードビジネススクールの調査だとTwitterユーザの大半は生涯を通じて1回しか呟かない」(逆に一部の熱狂的なユーザが沢山呟く)という話だとか「Twitterマニアには、Twitterは2009年だけの流行だ”と思っている」なんて話が紹介されている。

 日本でのTwitterの認知率も16%まで上がったということだ。確かに私のFollower数もこのところジリジリと上昇している。けども今後もこんなペースでユーザ数の増加が進むとは思えない。最近のTwitterには、ユーザ数が増えて一般化が進むことによっていろんな制約が出てきたり、タイムラインの流れが速くなりすぎて長時間の深いコミュニケーションがとりにくくなったり、何より初期の頃にそろっていた濃いマニア層の濃厚な呟きが薄まったことを感じている。

 どこかでパンッと風船が弾けて飛び散ってしまう可能性だってまだないとは言えないよ。

Comment(0)